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ファーマシーそま通信2018春号

2018.04.11

ファーマシーそま通信 2018春号
        私たちのオススメ



〜高麗人参~
                 谷川美佐

 
2000年ほど前に書かれた中国の古典書に記述されているほど昔から万能薬として知られている高麗人参。
 野菜のニンジン(セリ科)とは全く違い、ウコギ科の多年生植物で「朝鮮人参」や「オタネニンジン」と呼ばれることもあります。
 
加工せず生のままのもの、皮をむいた水参を乾燥した「白参」、水参を蒸して乾燥した「紅参」に分けられます。
 高麗人参には、各種ビタミンやミネラルなど98種類もの栄養素が含まれていますが、その中でも注目すべき有成分は「サポニン」です。高麗人参には「ジンセノサイド」という特有のサポニン群があり、その種類40種類といわれています。そのジンセノサイドの種類により、それぞれの効果があるため、養強壮、血流改善、精神安定、抗炎症、免疫力向上などに良いとされています。また、予防、玉コレステロルの少、活性酸素による酸化を防ぎ老化を抑える果もあるとされています。そのため高麗人参は、若者から高齢の方まで幅広い年代の方々に役立つものです。
 
 では、いろいろな高麗人参の商品の中でどのようなものを選ぶといいのでしょうか。
①原産地→韓国産(栽培に適した気候と土壌)
②加工方法→紅参(熱加工することにより、腸からの吸収性が高くなり生体内で効果が発揮しやすくなる)
③育った年数→6年(サポニン含有量が多く栄養バランスが最良の状態)
①②③を満たしたものがおすすめです。
 
 上記の条件を満たしたものとして、当店には正官庄の紅蔘(錠剤、丸剤、エキス剤、お茶)と熟成加工を繰り返した黒人参(丸剤)があります。黒人参は加工を重ねているので、有効成分のサポニンの種類が異なっており、腎臓系や脳の活性化に優れているようです。
 
 万能薬とも言える高麗人参! スタッフの母も高麗人参で元気に! 
あなたを支える生涯の友として是非お役立てください。




~“笑う門には福来たる”!! ~
                              丸茂佳補子

 笑いが心や体に良い事は医学的にも実証されつつあり、近年、病気の予防や治療においても注目されています。
 健康な人の体内では1日に3000〜5000個のがん細胞が発生しています。
 そのがん細胞や体内に侵入するウイルスなど、体にを及ぼす物退してくれるのが体内のNK(ナチュラルキラです。
 NK細胞の働きが活発になると免疫力がアップし、病気にかかりにくいと言われています。そして笑うことでそのNK胞を活性化することが出来るのです。



 お笑い鑑賞の前と後では後の方がNK細胞の活性の数値が正常範囲になったことが 確認されています。
 逆にストレスや悲しみなどを感じるとNK細胞の働きが鈍くなり免疫低下となります。
 
 笑うのが苦手、心からの笑いでなくても…「作り笑い」でも果があるようです。口角を上げる事によって表情筋がいて、笑ができますこの表情を作るだけでは笑っていると錯覚し、分がほぐれるそうです
 
“笑い”はストレスを解消し、生活習慣病を予防し、病を遠ざける良薬効果ありです!
      春です! 暖かく心が和らぐ季です
      まずは笑で挨拶してみませんか!


笑いのプラス効果
きの活性化
      脳の海馬は笑うと容量が増えて、記憶力がアップします。
血行促
      笑ったときの呼吸は体内にたくさんの酸素が取り込まれるため、血の巡りがよくなります。
自律神のバランスが整う
    体を緊張モードにする交感神経とリラックスモードにする副交感神経があり、両方のバランスが崩れると体調不良の原因になります。起きている間は交感神経が優位になっている状態で、笑うと副交感神経が優位になるので交感神経とのスイッチが頻繁に切り替わることになり、バランスが整います。
筋力アップ
    大笑いするとカロリーを消費し、お腹や頬が痛くなりますよね。多少ですが筋力を鍛えることになります。
・ 幸せホルモン   
   笑うと脳内ホルモンのエンドルフィンが分泌され、この物質が幸せをもたらします。





〜花粉症の季節……子どもの目薬上手に注せますか?〜
                     土屋美里

 花粉の辛い季節になってきました。年々、花粉症で悩まされる方は増えているそうです。
くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目の痒みに始まり、症状が重くなると皮膚の痒みや頭が重い、だるいなどの全身症状があらわれます。
 花粉症の治療薬として、飲み薬、点眼薬、点鼻薬と、症状に合わせてお薬を使っておられると思います。お薬は花粉の時期より早めに使用し始めると、辛い時期を上手に乗り越えられるでしょう。


 
 飲み薬、点鼻薬は問題なく使用されている方がほとんどですが、点眼薬は意外に上手に注せないという方が多くいらっしゃいます。特にお子さんは嫌がってしまい、なかなか目を開けてくれません
 
 そんな時は、目を閉じたままでいいので目頭に1滴落としてまばたきすると上手に入っていきますあまりパチパチしてしまうと、お薬の効果が出る前に、涙と一緒に喉の方へ流れて行ってしまうので注意が必要ですが。これを防ぐために、目頭を軽く押さえるのが効果的です。注した後、目を閉じてしばらく目頭を押さえるのが良いそうです
 
 また、先日患者様に教えて頂いたのですが、口を開けると目も開くそうで、あっかんべーをしながらやるといいそうです。確かに口が開き、下瞼も引っ張るので目薬をさすのに良い表情が出来そうです。
 点眼でお困りの方はぜひ、試してみてください。
 
 そして、お薬を上手に使うことも必要ですが、まずは花粉がつかないように、体内に取り込まないように予防したいですね。

 

~『サンクロン』のパワー~   
                                   兒玉眞理子
 
 サンクロンは生の熊笹の細胞から取り出した緑色の液です。口臭・体臭・歯槽膿漏・口内炎には第一にオススメしている第3類医薬品ですが、実はもっとたくさんの薬理作用があるのです。
 サンクロンは40余年健康保険で扱う医薬品だったので、サンクロンの発売以降、大学、病院などから、学会などを通じて様々な治験例が発表されるようになりました
 
作用の種類 薬理作用
体液の浄化作用 身体の中を流れている基礎体液をきれいにして、血液をサラサラとながれやすくする。
細胞賦活作用 壊れた細胞をすばやく元の状態に戻す力がある。
肉芽の形成作用 傷んだ傷口などを早く治してくれる。
消炎作用 炎症部分を鎮めてくれる。
止血作用 出血を素早く止める。殺菌効果もあり、抗生物質様の働きがある。
鎮痛作用 いろいろな痛みを鎮めてくれる。
解毒作用 中毒症状や副作用を消す働きがある。
脱臭作用 体臭・加齢臭・口臭・排便臭などの他に、傷口から来る悪臭も消す。
造血作用 造血の材料となる。
強心・末梢血管拡張 ジギタリス様強心作用、末梢血管拡張による血圧降下作用
 
 他にも、体液性免疫(抗体産生を誘導)の亢進、高脂肪食による血糖値上昇を抑制、人体の放射線障害(白血球減少)に対する予防効果などの報告などがあります。
 また、医師が効果を認めたものとして、食欲不振、疲労回復、便秘症、胃炎・腸炎、慢性湿疹、蕁麻疹、慢性腎炎、貧血、アトピー性皮膚炎、膝関節症、慢性関節リウマチ、気管支喘息、胃・十二指腸潰瘍、肝炎、膵炎、火傷、凍傷、肩凝り症などがあります。
 
 以上のような様々な薬理作用があるのですが、実は、サンクロンを完成させた金子卯時雨医学博士は、「サンクロンは人体に必要な基礎薬」と定義しています。
 
 金子卯時雨博士は明治36年福岡の医者の家に生まれました。中学の時に脊椎カリエスにかかり、一応治療できたのですが、病弱な身体が治ったわけではなく、カリエスはぶり返すとつねに医者の父に言われ、納得いかず、医学部には進まず、農学部に進学し、医の根元は農であると考え食物の研究を通じてどうしたら健康になれるかを研究しようと思い立ちました。このときの決意と展望が後のサンクロンの開発に行きつくのです。
博士は、現代医学は病気になる原因の解明に力を入れているが、病人になる理由の解明がなおざりにされていると考えました。だからなぜ病人になったかの認識がなく、結局、再発を繰り返すという悪循環に陥ることになるのです。
では、どういう人が病気になりやすく、サンクロンはどう役立つのか?
続きは別紙と次号で!!



サンクロンのパワー (続き)
   病気になりやすい人

 サンクロンを創った金子卯時雨医学博士は、病気になる理由として、
 基本生活の仕方の「不当」をあげています。
 基本生活とは、人間としての生活体が適正な環境の下で呼吸し、神経が働き、水分養分を摂取して動くとイメージされる世界です。この基本生活に手抜かりがあると、基礎体液は劣化汚染して、60兆個の細胞からできているヒトの組織・器官は正当に生きることができなくなり、そのために生活体は病気になると考えました。

 
博士は病人の生活環境に注目し次のようなタイプの人が多いことに気が付きました

 1. 呼吸量が小さく浅い。
 2. 水分量が摂りすぎか、少なすぎる。
 3. 野菜の摂取量が少ない。
   動物性タンパク質、脂質、糖質類の摂取量が多い。
   酸味が少ない。
 4. 咀嚼の回数が少ない。(乾物をそのままたべられないのは唾液の量が少ない。)
 5. 体の動きの癖や身体の歪みがある。

 
 
 このような生活を続ける人々には、基礎体液が劣化しているのが特徴であると考えました。
体調の悪い人々に共通している事象をよく調べると血液、リンパ液などいわゆる体液が劣化、汚染しており、この汚染した体液が循環している細胞組織は、疾病状況下にあると考えました。

 劣化した体液をどのように浄化するか、博士はサンクロンにより実証する実験を続けました。その結果、サンクロンを劣化体液の浄化に効果がある基礎薬と位置付けることに気が付きました。

 しかし、その研究過程でサンクロンの効果を十分に引き出すには、サンクロンを服用するだけでは十分でないことを知りました。サンクロンの服用に併せて、呼吸を大きくして酸素を身体に取り入れ、カルシウムの摂取も合わせて行うことの重要性がわかったのです。


 この経験から、サンクロン、酸素カルシウムの三つを、体液を浄化し正常化するので、人間が生きるための基礎体液に必要な基礎薬と呼んだのです。
                                  そま通信夏号へ続く