サプリメントの効果的な使い方

サプリメントとは?

新聞や雑誌ではたくさんのサプリメントの広告を見かけます。ご相談に来られるお客様も、すでにいろいろなサプリメントを摂取している方がいらっしゃいます。
そもそもサプリメントとはなんでしょうか? 法律上の定義はありませんが、薬のような形をしているが薬ではないもの。薬ではないが摂っているとなんとなく身体に良さそうな食品といったイメージでしょうか?
現在、法律では、「医薬品」と「食品」の間に「保険機能食品」というものが存在し、これらの分類は実際のところ、とても複雑です。
法律上食品に分類されるものの中にも、使用すると体調が良くなったものがありますし、時には、薬より効果的なこともあるのです。ただ、その効果については玉石混交です。
良さを見極めるのがむずかしい「食品」類ですが、当店には、長年使って結果の出た「食品」だけが残っています。多くの方々に喜んでいただいているものですので、自信をもってお勧めできます。

あなたの不調は食生活のせいかもしれません。

なにか良い薬がありませんかというご相談をお受けしますが、不調の原因が食生活にあるのではないかと思うことがよくあります。
好き嫌いが多い、食事の内容が偏っている、外食が多い、宴会が多い、食事時間が不規則、バランスよく食べていますという方でも客観的にみるとそうでもない方も。
わかっているけど仕事上どうしてもできない方もありますね。
また、現代の食材に昔ほど栄養がないという現実もあります。
薬の前に食事を考えてみるのはとても大事なことです。
栄養素は身体の材料となるだけでなく、エネルギーを生み出したりする過程で必要な栄養素もあります。
全部の栄養素が揃わないとその働きが完成しないので、体温が低かったり、元気がでなかったり、気鬱になったり、免疫力が落ちたりします。
漢方医学でも、病気を治すには、薬が半分、養生が半分です。
中国古典に出てくる最もランクの高い医者は、食事で治す食医だったのです。

使い方

サプリメントは「補うこと」ですから、基本的には食事で摂りきれない栄養素を補うものとして使えばよいでしょう。
ただ、日本の法律上、薬には分類できないけれど、海外では薬として許可されていたり、歴史的には漢方薬の一種と言っていいものなども「食品」として出回っているので、ご自分の体質と体調や目的をよく考えて選んだ方がよいでしょう。
飲み方・いつ飲んだらいいか?それぞれの製品によってちがいます。

ずっと続けるのか

理想的な食事ができなくて、それが原因で不調が起きているなら、食事を帰られない限り、続けたらよいでしょう。
例えばある時期急に減ってしまうものの場合、女性ホルモン的な作用を補うものなら、更年期を過ぎたら止めてもよいのでしょう。ただ、女性ホルモンは身体を守ってくれる働きがあり、ずっと続けていても問題ないでしょう。
仕事や遊びが忙しくて一時的に疲れるといった場合、そういうときは栄養素も消費してしまうので、その時だけ集中的に飲むのもよいでしょう。普段は少しだけ続けていれば疲れにくくなるかもしれません。

値段の高いものがよいのだろうか

必ずしも高いものが良品であるとは限らないでしょうが、信用できるもので高い物は、原料が高価であったり、研究に費用をかけていたり、品質を良くするために製造にお金がかかるといった、それなりの理由があります。
安い方がおすすめしやすく、高い物は気がひけますが、その値打ちがあるのでお選びするし、製品としても歴史を重ねているのでしょう。

飲み合わせは?

薬と飲み合わせがよくないものもあります。
有名な例にセントジョーンズワートという健康食品があります。
これは、免疫抑制剤、気管支喘息治療薬、強心剤、抗不整脈薬、血液凝固阻害剤などの血中濃度を下げる働きがあります。
カルシウム含有食品を甲状腺の薬と同時にとると、薬の吸収が妨げられます。

生活習慣の見直しから

ご相談される方々御一人御一人の生活習慣から考え直してみます。
できることはする、できないことはサプリメント(健康食品など)を上手に利用して補っていくのも現代にマッチした方法でしょう。
まずは、お気軽にご相談ください。