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ファーマシ―そま通信2021秋号

2021.10.25

ファーマシーそま通信 2021秋号
私たちのオススメ
 
~生き生きと過ごしませんか!~
                   新見祥恵

 これをしなくちゃ、あれもやってみたい、でもなんとなく体が重くて億劫だな」こんな風に思っておられる方、たくさんいらっしゃると思います。過ごしやすい日は増えてきましたが、夏の疲れ、季節の変わり目、長引く自粛生活などでパワーが出ないのですね。そこで日常生活における疲労感の軽減に役立つ『アクトザイムフォルテ』のご紹介です。『アクトザイムフォルテ』コエンザイムQ10グレープシードエキス葉酸が配合されたソフトカプセルタイプの栄養補助食品です。
 
 エネルギーが不足すると、だるい、疲れやすい、食欲がないなどの症状がみられ、冷え性にもつながります。また過度の疲労やストレスが要因となって活性酸素が増えると、老化が促進されてシワやシミが増えるだけでなく、ガンや生活習慣病のリスクも高めます。
 
 『アクトザイムフォルテ』に含まれるコエンザイムQ10はエネルギーを生み出すために欠かせない補酵素の一つです。活性酸素を除去する働きもあります。最近では歯周病や片頭痛の予防に働くという興味深い発表もあるようです。体内で合成されますが、20歳代をピークに加齢とともに減少するので食品で補う必要があります。イワシなどの青魚や肉、乳製品、オリーブオイル、ブロッコリーに多く含まれています。
 
 グレープシードエキスはブドウの種子から抽出されたエキスで、高い抗酸化作用を持つポリフェノールを含んでいます

 葉酸はビタミンB12とともに赤血球の生産を助けるビタミンです。 ほうれん草やアスパラガス、レバーに多く含まれています。体の発育にも重要なビタミンで、細胞の分裂や成熟を大きく左右するため、特に胎児にとって重要な栄養成分であることが分かっています。
 
 健やかな毎日のお手伝いに『アクトザイムフォルテ』。毎日のお食事に『アクトザイムフォルテ』をプラスして、いきいきとアクティブに過ごしてみませんか?




 ~愛犬のために〜
                  上川麻子 

 今年の夏も暑かったですね…。私たち犬にとっても、夏は大の苦手です。
 人間のように汗をかかないので、体温調節は呼吸と足裏の肉球だけ。
お散歩時のアスファルトが熱いから肉球も焼けそうで、お散歩は大好きだけどつらい!
お散歩から帰ってもしばらくはグッタリ…

 失礼しました、私は“ユキ”と申します。4歳のスピッツの女の子です。
 そま薬局でお仕事しているお母さんが、そんな夏バテ気味の私を見かねて、『ワンサポート』というサプリメントを用意してくれました。


  ニンニクから作られた、私たち犬用の滋養強壮薬なんです!
 え?ニンニクって犬には毒じゃないの??
 …そうですよね、私も最初聞いたとき大丈夫!?て思いました。
 でも『ワンサポート』のニンニクは、2年間熟成して刺激を取り除いた“熟成ニンニク”
 安全性試験もちゃんとクリアされているから安心と教えてくれました!
 なんでも、人間が飲んでる『キヨーレオピン』と同じ成分、同じ会社だそうですよ。
 実は、お父さんとお母さんも『キヨーレオピン』を飲んでいるみたいだけど、
 疲れがましになったって、二人とも言っていたわ。
 お散歩はいつもお父さんと毎日朝夕30分くらい歩いています。
 『ワンサポート』を飲みだしてから、恥ずかしいのですが、おトイレの調子が良いんです。暑くなってから便秘気味だったのが、毎日きれいな形だってお父さんも大喜び!
 暑い夏も過ぎ、涼しくなってきたけど、夏バテもなく私は前以上に元気に走り回っています。
     これからも元気でいたいから『ワンサポート』飲み続けるね。
     美味しいから、いつも楽しみ!
 
 そうそう、おトイレといえば他にもいいお話を聞きました。
 お母さんが時々、無糖ヨーグルトをスプーンに少しだけ、分けてくれるんです。
 きっと乳酸菌が犬にも良いと思ってのことだと。

 エンテロコッカス・フェカリスFK-23という乳酸菌は、私たち犬の皮膚炎にも効果があるらしいです(※1)。研究論文も権威ある雑誌で発表されたそうですよ(※2)
『乳酸菌FK-23菌粉末』に入っている乳酸菌だそうですが、『乳酸菌FK-23菌粉末』1包には乳酸菌1兆個も入っていて、なんとヨーグルト100リットル分!(そんなに私、食べられない!)
FK-23、今とても興味津々なんです。
 ついつい、たくさんおしゃべりしてしまいました!
 お話聞いてくださってありがとうございました。

 
出典/Daily Health vol.4 2020特別版(ニチニチ製薬株式会社)
※1)全犬に効果があるわけではない。良い結果がでるのは7~8割との報告
※2)米国獣医皮膚科学会発行「Veterinary Dermatology」 東京農工大学・麻布大学・東京大学・ニチニチ製薬 共同研究

 
 
 
~夜間頻尿!!~
                     兒玉眞理子

一般的に正常な排尿回数は1日5~7回です。排尿回数が1日8回以上の場合は「頻尿」、就寝中の排尿回数が1回以上の場合は「夜間頻尿」と判断することができます。夜間頻尿は加齢とともに頻度が高くなり、80歳以上では、ほぼ100%の割合で起こっています。
 夜間頻尿の原因は、
  1. 尿の生成量の増加
  2. 膀胱容量の低下
  3. 睡眠障害
に大きく分けられます。原因によって対処方法が異なるため、夜間頻尿の原因をまずはっきりさせることが重要です。

≪1.尿の生成量の増加について≫

 質問1.足の浮腫がありますか?
 足、特にふくらはぎは昼間に血液がたまりやすく、むくみがちになります。その状態で夜寝るときに横になると、たまった血液が上半身に戻り始めます。そうすると心臓は、「血液量が増えた」と感知し、結果的に利尿作用を促して夜間頻尿を引き起こします。足の浮腫の原因は様々ですが、腎、脾、肺を補う漢方薬を使います。
 質問2.夜にビールを飲みますか?
 ビールには、アルコールが脳の抗利尿ホルモンの分泌を抑える、カリウムが新陳代謝を活発にする、水分が多量に含まれているという、3つの相乗効果で、利尿作用があります。ビールなどの飲酒を控え、アルコールの代謝を良くしましょう。
 質問3.日中の尿量の減少と夜間頻尿の増加がありますか?
 高齢になると筋力が低下し、腹腔内の脂肪も減り、腎下垂の確率が高くなります。日中に起き上ったり、座ったり、立ったりすると、腎臓は下垂して腎血流量が低下し、尿量も減ります。夜、横になると、腎臓が元の位置に戻ります。血流が回復すると、腎臓にたくさんの水分が流れて、多くの尿が作られます。漢方薬は、老化に対応して、腎、脾を補います。
 質問4.夜間のみ尿量が増加しますか?
 通常、寝ている間は脳の視床下部の抗利尿ホルモンの働きで、尿を作る量が制限されます。そのため、夜間は排尿をしなくてすみ、安眠することができます。しかし加齢に伴って抗利尿ホルモンの分泌量が減ると、寝ている間も尿が多く作られるため、起きる回数が増えてしまいます。これも老化なので、腎を補う漢方薬などで対応します。
 質問5. 腎機能低下と診断されていますか?
 腎臓は血中の物質を尿へ排泄し、必要な水分を血中に戻しています。高齢の方では、腎機能の低下によって、尿濃縮機能の障害が認められることが多く、尿量が増加し、尿が透明になることがあります。漢方だけの対応では難しいかもしれませんが、なかには数値が良くなる例もあるようです。

≪2. 膀胱容量の低下について≫

 質問6.急に起こる、我慢できないくらいの強い尿意がありますか?
 過活動膀胱が原因と考えられます。正常な膀胱は脳からの指令でコントロールされていますが、何らかの原因でコントロールを失い、少量の尿で膀胱が過剰に収縮してしまい、尿意を感じる症状です。漢方では、補腎、気の巡りを良くするなどの対応をします。
 質問7.男性で、夜間頻尿、尿がなかなか出始めない、ちょろちょろしか出ない症状がありますか?
 前立腺肥大が原因と考えられます。まず、病院で前立腺の検査をお勧めします。漢方で補腎、気血の巡りを良くする対応、また、サプリメントは、『ハルンデール』です。
 質問8.昼間・夜間頻尿を問わず、下腹部痛(膀胱痛)・排尿痛を伴いますか?
 これは、間質性膀胱炎が原因と考えられます。膀胱に原因不明の炎症があり、尿検査で異常がないことが多いです。自己免疫反応、尿中の毒性物質、疼痛に対する過敏性(神経の異常)などが原因だと考えられています。漢方は慢性炎症や免疫調節に使うものが考えられます。

≪3.睡眠障害について≫
質問9.睡眠の状態はよいですか?
 特に高齢者は眠りが浅く、ちょっとしたことで目を覚ましてしまします。トイレに行きたくて起きるのか、目が覚めるからトイレに行くのか、わからないということも多いようです。漢方では、睡眠障害のタイプに応じてお薬を考えます。また、『ワタナベオイスター』や『キラリスALA』などのサプリメントで改善することもあります。
 夜間頻尿の原因は様々で、心臓病や糖尿病なども夜間頻尿を引き起こします。病院での検査が必要な場合もあります