中医学では、鼻の病気は肺から治します。

2024.08.09

中医学には五行説という考えがあり、内臓と身体の器官にはそれぞれ関係があると考えられています。
鼻は肺と関係があり、肺に何か異常があると鼻の症状として現れます。
そのため、鼻の症状を改善するためには肺に働きかける漢方薬を使います。
例えば、風邪をひくなどして鼻が詰まってしまい、黄色い鼻水や粘っこい鼻水が出るばあいは、
肺の熱が原因なので、肺の熱を取り除く漢方薬を使います。
よく「鼻茸」と言われる、鼻の内膜の炎症によってキノコのように張れ上がってしまう状態。
これも肺の熱を取り除く漢方薬の服用を続けることによって、ある程度小さくさせることは可能です。

理論的な考えに基づいている中医学。
症状と体質によって最適な漢方薬をお選びいたします。