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ファーマシーそま通信2025年冬号

2025.02.04

ファーマシーそま通信 2025年冬号     私たちのオススメ ~血糖値スパイクを防ごう!!~                   兒玉眞理子       【血糖値スパイクとは?】 普段の血糖値は正常なのにもかかわらず、食後に限って血糖値が急上昇、急降下する現象のことです。この現象は、血糖値のグラフがまるで突出した「スパイク」のように上昇することから「血糖値スパイク」と呼ばれています。 血糖値が上がると糖をエネルギーに変えるインスリンが大量に分泌され、反動で血糖値が急降下するのです。 ・空腹時血糖値は、通常80~100   ・食後2時間の血糖値は、通常110以下 ・血糖値スパイクは、140以上(食後2時間)   【血糖値スパイクの代表的な自覚症状】 ・食後の強い眠気 ・食事を食べたのにすぐお腹がすく。また、甘いものが欲しくなる。 ・集中力、判断力が鈍る。イライラ感。やる気が出ない。だるい。 一般の健康診断では空腹時の血糖値しか調べないため、血糖値スパイクが見逃されている可能性も。ある調査では健康診断で正常といわれていた働き盛り世代65人のうち20人が血糖値スパイクだったとの結果が報告されています。   【血糖値スパイクが招く怖いリスク】 ◆心筋梗塞や脳梗塞などのリスクが上昇 血糖値スパイクの繰り返しで血管の壁がボロボロに傷つき、動脈硬化が進行するので、詰まりやすくなる。 ◆放置することで糖尿病に移行・重症化 糖尿病予備軍や糖尿病を発症して間もない方に多く、重症化につながる。 ◆認知症の一因に インスリンの過剰がアルツハイマー型認知症の原因とされる「アミロイドβ」の蓄積を促し、認知症を進行させる。 ◆がん細胞を増殖させ、発症の危険性も。 インスリンには細胞を増殖させる働きがあるため、過剰になるとがん細胞を増殖させてがんの発症につながる危険性が指摘されている。 ◆血糖値の急変動で集中力が低下 血糖値の急上昇時には強い眠気が起こり、急降下時には強い空腹感、イライラ感、集中力、判断力の低下などを引き起こします。 ◆肌の老化 血糖値スパイクが続くと、血液中に余った糖が体内の組織や細胞にたまり、「糖化」という反応が進みます。糖化が進むと、くすみやシミ、シワなどの肌の老化を引き起こします。 【血糖値スパイクを起こしやすい人】 ①早食い(10分以内の食事) ②炭水化物の多い食事 ③座る時間が長い人(1日10時間以上) ④怒りやストレスの多い人 ⑤睡眠不足の人 【食後の血糖値急上昇を避けるには】 1.食べる順番を意識する 血糖値が上がりにくい順番 ビタミン、ミネラル →  ②タンパク質  → ③糖質 緑黄色野菜     →  肉、魚    → ご飯、パン 脂肪は案外ゆっくり上昇します。 油のほか、柑橘類や酢などの酸っぱいものに含まれる酢酸には消化を遅らせる働きがあり、血糖値の急上昇も防ぎます。酢とオリーブオイルにレモンをプラスしてドレッシングにするのもおすすめです。 2. 食材を意識する 主食は「白」より「黒」の物を意識して。白米や食パン、うどんより、玄米やライ麦パン、そばをチョイスするとよいでしょう。精製されていない物は食物繊維が豊富なので、血糖値の上昇スピードが遅くなります。 また、ネバネバした食品もおすすめ。オクラや納豆、山芋など粘りのある食材も糖の吸収を遅らせ、血糖値の上昇を緩やかにする働きがあります。ちなみにりんごは皮つきのほうが糖化予防に効果的です。 3.食べる量をコントロールする。 4. 食べる時間を意識する。 甘いものは身体活動が盛んな朝や昼間に食べると、糖代謝がスムーズに。また、欠食やドカ食いは血糖値スパイクを招きやすいので、1日3食を基本にする。   とは言え、毎食、理想的な食事をするのは難しいかもしれません。そこで、活躍するのが『バイオリンク』の粒です。実験の例として、食前に粒を食べると食後血糖値が160にもなっていたのが110前後になります。手軽に血糖値スパイクを防ぐことができます!! 『バイオリンク』は九州で培養したクロレラを消化しやすいようにして錠剤の形にしたものです。免疫力アップなど、様々な研究がありますが、こんなところにも役立ちます! 『養命酒だより2018年秋号(養命酒製造株式会社)』など参照。   ~令和7年の運気~                  令和7年は「乙巳(きのとみ)・二黒土星中宮(じこくどせいちゅうぐう) ・金運不及(きんうんふきゅう)」の年まわりです。 恵方巻の恵方(あきのかた)は庚(かのえ)の方(西南西)です。 「乙巳」の乙は「木の弟」で五行の「木」です。巳は五行の「火」ですから、木✖︎火の相生で、火が木を燃やし、その炎が天高く舞い上がるという意味になります。 「乙」は木の弟だから草花を意味し、これが巳と組み合わさると『美しく華やかな見た目で周囲から注目を浴びる夏の花だが、その内実は孤独と不安に揺れ動き、次の行動が予測できない』とされています。  したがって『ちょっとしたはずみで火がつき、ごうごうと燃え広がりやすい年』となります。ですから、暗殺、テロ、暴動、爆発、クーデター、大事件など、一度火がついたら燃え尽きるまで手の施しようがない、などの火の勢いが炸裂します。    5年前の運気は庚子の「金運太過」で瘍疰(ようしゅ)と呼ばれる疫病の新型コロナウイルスがパンデミックになりました。  今年の運気の「金運不及」は五行の金の勢力が弱まり、金に押さえつけられていた五行の木が勢力を盛り返す運気です。五行の金は戦争、ウイルスなどを意味するので、戦争は停戦合意となり一時的に収まります。新型コロナウイルスも収束となります。ただ、新たなウイルスの病が出現します。アメリカはナショナリズムの自国主義へ、ドイツなど欧州も革新派から保守系の層へと拡大して行きます。  株式や相場は乱高下。素人が手を出すと火傷します。  原油価格は引き下げ、ガソリン価格の引き下げになります。  コロナ明けでインバウンドの観光業など景気は上昇します。  「金運不及」につけ込んで五行の火が勢いを増すので 燃え尽きるまで消えない山火事、火山の噴火、船舶火災、工場爆発などが懸念されます。  社会報復型テロが頻発します。日本では未来を失った「無敵の人」や、隣国の中国では「四無五失人員」と呼ばれる「結婚」「子供」「仕事」「持ち家」がない人、「投資」「貯金」「生活」「人間関係」「正常な精神」を失った人が自暴自棄になって事件を起こすことで国が乱れます。  悪いことばかりのようで、心配ですが、「運」を上げる方法をご紹介。 「金運不及」の年は金運が弱まるので、身体を動かし運動することで「運が動いてやって来て」運気が上がります。「筋トレ」をして「金運」をあげましょう。 また、蛇柄の財布を身に付けたり、蛇の皮や巳のお守りを財布に入れたり、財布を新調すると金運がアップします。                                                                                                                                              荒川充洋氏講義より

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ファーマシーそま通信2024年末号

2024.12.10

   ファーマシーそま通信 2024年末号           私たちのオススメ   ~受験生の風邪対策にお役立ち!!~                    兒玉眞理子  そろそろインフルエンザ流行が始まってきました。コロナも時々顔を出しているようです。この時期、風邪を一番引きたくないのは、受験生ですよね。風邪を引かないためには普段から免疫力を上げておかねばなりません。 もちろん、バランスのとれた食事、十分な睡眠、適度な運動、休養が大切なのは言うまでもありません。しかし、人生の中で最重要の一つとも言える大仕事が控えている受験生はそういうわけにもいかず、疲れています。そこで、サポートできるのが、クロレラエキスです。 生体防御のシステムは、おおまかに分けて3段階あります。第1段階は皮膚や粘膜のバリア。第2段階は侵入した細菌や老廃物を食細胞(好中球)が食べる。第3段階はキラーT細胞など免疫細胞がガン細胞やウイルスを排除、不活化し、抗体を作る。 例として、ラットに大腸菌を感染させた実験ですが、クロレラエキスを与えたラットでは、好中球がたくさん菌を食べて処理していることがわかります。 クロレラエキスは、3つのどの段階にも作用して力を発揮します。   クロレラエキスには、生体防御として守る成分と、戦う成分があります。風邪の引き始めには、“戦う”成分がオススメです。 戦うクロレラエキスは『バイオリンクA BCEⅹ』です。ありがたいことに、1本飲むと、1週間は免疫力が上がっていますので、受験の方は、今から1週間に1本飲むことをオススメします!  もし、風邪の後半になってしまったら、早く治すには、戦う力と守る力のバランスがとれた『バイオリンクBCEⅹドリンク』『バイオリンク原液』がオススメです。 身体に入ってきたウイルスは1日で100万倍にもなります。万一風邪気味だと感じたときは、1日でも早く『バイオリンクA BCEⅹ』を飲みましょう!! 〜還暦過ぎたら鹿茸を!!〜                         兒玉眞理子 中国では、これから冬を迎えるにあたって、“冬冷進補”と言って滋養のあるもの(精のつくもの)を積極的に摂ることで、春からの活動期に備えるという風習があり、この時期になるとレストランでも冬冷進補メニューとして鶏肉に高麗人参や枸杞子を合わせたスープなどが提供されます。  また、経済的に余裕のある高齢者の間では、健康であっても鹿角や亀板、高麗人参、枸杞子(亀鹿二仙膠)を、冷え症の方は鹿茸や高麗人参などを煮詰めてドロドロにしたもの(膏方)を作っておいて、冬の時期にお湯に溶いて毎日少しずつ飲むといった習慣もあります。冬は五行説でも“腎”の季節であり、1年で最も補腎を心がけるべき季節とされています。  近年の老化に対する研究では、老化の要因としてゲノムの安定性の欠如、免疫細胞の老化、幹細胞の枯渇、テロメアの短縮、慢性炎症、腸内細菌叢の変化など様々な要素がとりあげられています。   一方、漢方の立場からは、老化とは生命のエネルギー“精”が減少することです。“精”を補うには食養生と脾胃(胃腸機能)を健全に保つことが必要ですし、“精”の消耗を防ぐには過労や房事過多を避けるとともに、睡眠不足にならないようにすることが基本となります。    また、一般的には年とともに徐々に老化が進むというイメージを持つ方が多いですが、実際は年とともに加速度的に老化は進むことが知られており、老化の観点からは100歳の半分は93歳になるそうです。すなわち生存リスクという点では、生まれてから93歳になるのと93歳から100歳まで生きるのとは同じくらいのリスクがあるということです。(*1)  ところで、今年の8月に『natureaging』誌にアメリカのスタンフォード大学の研究成果が掲載され、それによると、人間の老化は44歳と60歳で大きく進むことが分かったそうです。この論文によると、カリフォルニア在住の108人の健康な成人を対象に、老化に関連するRNAやDNAをはじめサイトカインや腸内細菌叢など13万5239種類もの生物学的因子を調べたところ、老化に関わる分子マーカーには一貫した曲がり角が見られ、暦年齢の約44歳と60歳の2つの主要な時期に大幅な調節不全が起こっていることが明らかになったそうです。また、年齢に応じて徐々に変化する因子は全体の6.6%に過ぎないとのことです。(*2) ちなみに満年齢で60歳というのは日本では男女共に厄年です。60歳から老化が一段と加速することを考えると、理にかなっているとも言えます。  基本的に老化予防はもっと若い時から心がける必要がありますが、この論文からも還暦近くになったら、八味地黄丸より“精”を補う力が強い鹿茸を服用することを考えるべきだと思います。  鹿茸がたくさんとれるのは『霊鹿参』『活命参』です。たとえ、1日1カプセルでも、早くから積み立て貯金していけば間に合います!!     ・幹細胞 失われた細胞を再び生み出して補充する能力をもった細胞   ・テロメア 染色体の先端を守るキャップのような役目がある。テロメアが短くなって細胞分裂ができなくなった状態が細胞老化   *1 ニクラス・ブレンボ―著「寿命ハック 死なない細胞、老いない身体」   *2 シャオタオ・シェンら「ヒト老化におけるマルチオミクスプロファイルの非線形ダイナミクス」natureaging nature.com 2024年8月               〜高齢者の認知症予防に最も有用な野菜の種類〜 オーストラリア・エディスコーワン大学のNegar Ghasemifard氏らが、オーストリアの高齢女性における、特定の野菜を含む総野菜摂取量と長期の老年性認知症リスクとの関連を調査した。  対象は地域在住の70歳以上の高齢女性1206人。食物摂取頻度調査票を用いて、野菜の総摂取量、野菜の種類別摂取量(黄・オレンジ・赤い野菜、アブラナ科、ネギ科、緑色の葉野菜、豆類)を推定した。  14.5年間のフォローアップ後、野菜総摂取量が少ない人に比べて、 ○黄・オレンジ・赤の野菜を多く撮った女性は、老年性認知症イベント(47%)、入院(46%)、死亡(50%)のリスクが低かった。 ○緑色の葉野菜を多く摂った女性では、老年性認知症による死亡が45%低かった。 ○ネギ科の摂取量が最も多い女性は、老年性認知症イベント(36%)、死亡(49%)のリスクが低かった。  著者らは、「認知症予防に対し、野菜総摂取量は重要であるが、老年性認知症リスクを考慮すると、ネギ科、赤・オレンジ・黄・緑の野菜が有用である可能性が示唆された。」としている。   Food&Function誌2024年10月28日   〜首こり、肩こりに朗報〜     兒玉眞理子  首こり、肩こりは要するに筋肉が緊張して血流が悪いのでしょうが、治すのはなかなかうまくいかないもので、葛根湯やイチョウ葉エキスでスッキリする方もいれば、ダメな方もあります。運動は一番オススメですが、たまの運動だと運動後しばらくはよくても、わりとすぐに元に戻ったりします。  市販薬では、ビタミンEが試されたりしますが、とても良かったというお話は聞きません。  少し話は変わりますが、今から40年前、「ひどい進行性指掌角化症に、ユベラ(ビタミンE)と無臭ニンニク製剤の併用で、驚くほどの効果があった。」という報告があって、オキソレジン(無臭ニンニク成分)とビタミンEを合わせた『オキソロン』という製品ができました。  それまでオキソレジンがビタミンB1の吸収を高めるデータはありましたが、そのときに、ビタミンEの単独服用に比べて、オキソレジンとの併用で9時間後のビタミンEの血中濃度が3倍になることがわかったのです。  このたび、『オキソロンE』がリニューアル販売されることになりました。こういった薬は手足の先が冷えてしもやけになる人がのむようなイメージですが、今回、手足の冷えは全くなく、どちらかというと脂肪がついているタイプの人が服用されました。 1日のおすすめ量は6錠ですが、朝3錠だけのんで夜は忘れてしばらく続けたとき、なんの効果も感じなかったそうです。そこで一念発起し、朝・昼・夕に2錠ずつ続けてみたところ、2日目の昼頃から、首こり・肩こりが楽になっていることに気が付いたそうです。その後、雨の前の頭痛が起きなくなり、元々浮腫みやすかったのに、一回の尿量が増えて、夕方の足もパンパンではなくなった、今のところ痔が顔を出していない、お腹がゆるくなくなったと、様々にいいことが起きています。触った感じお腹が冷えていたのが、冷たくなくなったとも言われます。がんばって血中濃度が維持できるように服用したのが良かったのでしょうか。 また、『オキソロン』が起立性調節障害によかった例もあるそうです。 オキソレジンには、 疲労回復作用 血流改善、身体を温める作用 筋肉のこりをほぐす作用 老廃物・毒素排泄作用 胃腸の働きを高める作用 ホルモン分泌促進作用 腸内環境改善作用 があります。(小湊潔著「にんにく新発見」)   『オキソロンE』そしてもちろん、キョーレオピンとビタミンEの組み合わせも良し! ニンニクとビタミンEの組み合わせ、試してみる価値はありそうです!

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年末年始の営業時間のお知らせ

2024.11.20

2024年年内は12月30日(月)まで営業いたします。 2025年新年は1月4日(土)より平常通り営業いたします。 営業時間 10:00~19:00

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来年のカレンダー

2024.11.14

11月に入り、来年のカレンダーが揃いました。 会員様に、お買い上げの際に1部差し上げております。 4種類の中からご希望のものをお選びいただけます。 数に限りがありますので、お早めに!

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ファーマシーそま通信2024年秋号

2024.10.15

       ファーマシーそま通信2024秋号                   私たちのオススメ           ~更年期の頃、手指の関節が腫れる!~                    兒玉眞理子  当店の女性スタッフです。手の指の第2関節が腫れて手が動かしにくくなりました。特に思い当たる原因はなく、いろいろと調べた結果、ブシャール結節に行き当たりました。レントゲンを撮ったわけではないので、確定診断ではありませんが、きわめて疑わしい。 ブシャール結節の原因はハッキリ分かっていません。ただ、遺伝、加齢、更年期、妊娠・出産時のホルモンバランスの乱れ、腎機能の低下、手先の使い過ぎなどが原因ではないかと言われています。   50代になり、いわゆる更年期の頃です。女性ホルモンも減ってきます。そこで、『亀鹿霊仙廣』を1日1包夜にのんだところ、2週間経たないうちに腫れが引いてきました。    『亀鹿霊仙廣』は亀の甲羅と鹿の角を配合し、老化によって失われる生命エネルギーを取り戻してくれます。これが功を奏したということは、やはり、老化、女性ホルモンの減少が関わっていたのでしょう。   また、別の女性スタッフは、手の指の第1関節が腫れ、物を掴みにくく、痛みも出ていました。第1関節なので、へバーデン結節が疑われました。へバーデン結節も40代以降の女性に多く、原因は不明。同じく加齢、更年期、手をよく使うなどが関係するのではないかと言われています。遺伝も言われますが、証明はされていません。   彼女も『亀鹿霊仙廣』をのんだところ、やはり手の腫れが治まってきました。原因は加齢によるホルモン減少だったのでしょう。     『亀鹿霊仙廣』は続けてのんでいただければ、エネルギーの源、潤いの源を補っていくことができます。いくつになっても元気でいたい方にオススメです! 〜ファーマシーそま健康講座(10月2日開催)                  ―夏のダメージを放っておいてはいけませんーより〜           中医学講師 戦冬雲氏 イスクラ産業相談員 野口一郎氏                          兒玉眞理子   戦先生の故郷は中国の大連です。冬はマイナス20度にもなるけれど、夏は30度くらいまでで、クーラーを使うのは20日間くらいだそうです。汗をかいてもすぐ乾きます。その点、日本は湿気が多くて乾きにくいです。あまりにも暑いのでエアコンの効いた室内にいることを余儀なくされます。エアコンで寒いと血管は収縮し、昔は無かった夏風邪を引くようになりました。コロナウイルスが夏も死なないです。また、室内と外との寒暖差が大きく、ストレスがかかって中医学でいうところの肝血を消耗します。   夏の有害作用―暑邪の特徴 暑い 汗をかくことで消耗(汗は普通の水ではなくエネルギーと液体を消耗する) 湿邪を伴いやすい 本来、夏に冷えはないが、現代はエアコンによる「冷え」がある。 結果、夏には、熱中症、夏バテ、夏風邪などが起こります。 *中医学では汗は「心の液」と言われ、かきすぎると元の元気が無くなります。 *中国には、塩を取らなかったために髪の毛が真っ白になったという劇があるそうです。塩は「腎」に入るので、塩分が不足して「腎」の働きが低下したということのようです。 「腎」は命のエネルギーを収めているところです。夏はバランスのとれた水分を取らないといけません。 ちなみに、身体の水分の70%は筋肉に存在します。足の筋肉は量が多いので、足を鍛えると熱中症が起こりにくいです。 *日本人は夏に冷たいものを飲みます。中国ではビールを冷やしません。冷たいビールが入ったコップを持ち続けることができるでしょうか? 冷たくて手を離したくなりますよね。その冷たさを胃は耐えているのです。冷たいものは胃にストレスを与えています。 秋に現れる夏のダメージ エネルギー不足(気虚)   髪の毛、肌、粘膜を含む全身の乾燥(陰虚) そもそも秋という季節は  1)気温が下がる 2)乾燥する という特徴があります。   燥邪(乾燥)によって起きること  乾燥して津液(必要な水分)を損傷する。 乾燥というとお肌の乾燥や目の乾燥を思い浮かべますが、内燥と言って身体の中の乾燥もあります。  人間の免疫力のうち、第1番目に外敵を迎え撃つところは、口・咽頭の免疫です。 表面的にうがいすれば良いというものではなく、粘膜の本来の潤いが必要です。 <加齢と免疫力の話> 〇免疫力は20代が最高で、50代になると半分に下がる。 〇男性は「肝」から衰える。感情が切れる。40歳過ぎてからお酒に酔うようになる。 〇女性は胃腸から衰える。お腹周りが太る。 〇年をとると全体的には「腎」が衰える。 〇睡眠は11時~1時が大事。その時間帯に横になっていないと「肝」が解毒できない。  昼寝れば良いというものではない。 〇本当の日本食はバランスが良い。しかし今は食が欧米化していて、負担を与えている。 〇加齢による免疫力の低下は胸腺の萎縮が原因。 秋は乾燥による免疫力低下が起こります。免疫力を上げるには、潤いと「腎」の補強が必要です。 『亀鹿仙』の紹介  腎の潤うエネルギーをアップし、免疫力を上げたり、老化を防止します。 寝るときだけ汗をかくのは腎陰虚(腎のエネルギー不足)→老化の一つの印 腎を補強すると、落ち着く、体力がつきます。膀胱の環境の改善をするので、慢性膀胱炎にも良いです。中国では、亀の甲羅を子供のおねしょに使います。 枸杞の話 〇枸杞の果実=枸杞子は明眼子とも言う。 〇網膜、目の神経に良く、目を守る。目を酷使した時、近視、飛蚊症、老眼に。 〇多糖類、アミノ酸、ゼアキサンチンなどが多い。補腎作用がある。 〇枸杞の果実は楊貴妃も食べた。 『イスクラ枸杞ジュース』  枸杞100%果汁、添加物はクエン酸のみ。美味しい! 『イスクラ貢果枸杞』  枸杞の果実の中で最高のグレードのものを使用。   野口一郎氏のお母様の例  風邪を引きやすかったが、補腎の漢方薬を秋からのんでいたら、冬に風邪を引かなかった。 ≪まとめ≫  忍び寄る免疫力低下に対抗するには、補腎!! 補腎の出来る漢方薬はいろいろと取り揃えております。いくつになっても活力ある毎日のために、是非お役立てください。   〜我が家の猫タマのアレルギー 続編〜                     兒玉眞理子     今年のそま通信夏号で、我が家の猫タマのことについてお話しました。 夏になると蚊が原因のアレルギーで、耳や鼻のあたりに粒々の盛り上がりができる粟粒性皮膚炎になります。お腹も痒いのか、熱心になめるので化膿してジュクジュクになったりするのです。去年はステロイドや抗生剤を服用するハメになりました。 酷い状態が治まってから、『チサフェルナ』を食べてもらい、春までお腹の痒いのはなかったです。その後、一時、『チサフェルナ』を『フェカリンスーパー』に替えていましたが、どうも『チサフェルナ』のほうが効いているようでした。    今年の夏は粟粒性皮膚炎を完全に防ぐことはできませんでした。ただ、『チサフェルナ』がきちんとやれないときに酷くなるようなので、食べていれば軽減していると思われます。  お腹は舐めますが、舐める面積が小さく、股や足まで化膿していた去年とは、明らかに違います。ステロイドなどの薬の内服は必要ありませんでした。蚊がいなくなるまであと少しです。  ひとまず安心ですが、さらなる改善に向けて工夫したいと思います。    

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ファーマシーそま 健康講座のお誘い

2024.09.06

今年もファーマシーそま 健康講座を開催いたします。 今回のテーマは「夏のダメージを放っておいてはいけません!」 ほんとうに暑かった今年の夏、皆さんの身体は大きなダメージを受けているかもしれません。 夏の間に弱った身体をケアして、健康で元気に秋を迎えるために、中医学の考えからいろいろとアドバイスをしていただきます。 講師の先生は イスクラ産業(株)の中医師 戦先生 日時:令和6年10月2日(水)14時~15時45分 場所:ライフサイエンスセンタービル 5階501号室 会員の皆様にはそま通信内でお知らせしておりますが、会員以外の方も参加可能です。 予約優先となりますので、店頭またはお電話でお申し込みください。  

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ファーマシーそま通信2024年盛夏号

2024.08.28

ファーマシーそま通信 2024盛夏号       私たちのオススメ ☆血液検査のコレステロールや中性脂肪の値が気になる!?☆          漢方薬で改善してみませんか!               川元尚子   血液検査の結果を見ると、中性脂肪の検査値が標準より高い。悪玉コレステロール値(LDL―cho)が高くて、善玉コレステロール値(HDL-cho)が低い。 医者から「食事に気をつけなさい。薬出しましょうか。」と言われていませんか。 いわゆる高脂血症の状態が続くと、血液の粘度が高くなって血流が悪くなります。 その結果、高血圧になったり、またその状態が長くなるとコレステロールが血管の内壁に溜まっていくために血管が狭くなることもあります。そうなると狭心症や動脈硬化の心配も出てきます。 「病院から高脂血症の治療薬をもらって飲んでいるけれど、ずっと長年の飲むのは副作用も心配。」          漢方薬で少しずつ改善していきませんか。   不要なものを、便から身体の外に排出する漢方薬があります。この漢方薬を服用することで、血中の中性脂肪やコレステロールを減少させることが可能です。   また中医学では、古い血液によって血流が悪くなっている状態を“瘀血(”と言います。 高脂血症はまさに“お血”の状態です。上記の漢方薬に、血流を強力に改善する漢方薬「冠心調血飲」や「冠元顆粒」を合わせて服用してみることをお勧めします。   病院の薬よりも効果が現れるのはゆっくりですが、身体にやさしく、血液をきれいにしていきます。少し気長に続けていただきたいお薬です。   まずは病院の薬と併用して、始めてみませんか。 でも高脂血症には、食事に気を付けると適度な運動もお忘れなく!   ☆笑って健康になる!☆                          兒玉眞理子   昔からポジティブな感情が心身の健康に良いことは知られていましたが、笑いについて学術的な研究が行われるようになったのは20世紀以降です。   ◎笑いの研究の始まり  1964年、米国のノーマン・カマンズというジャーナリストが、硬直性脊椎炎という自己免疫疾患を発症しました。発熱と耐え難い背中の痛みに苦しめられ、治癒する見込みは500人に一人。彼は既存の治療以外の方法を模索し始めました。当時、精神的負担が心身に悪影響を及ぼすことは知られていたので、医師と相談の上、ビタミンCを静脈注射し、コメディ動画を見て大笑いするという独自の回復プログラムを開発しました。その時の体験から、「数分間本気で笑うと2時間は痛みのない睡眠が得られるという嬉しい発見をした」と報告しました。その後、「笑い」の働きについて研究が活発に行われるようになり、現在も様々な研究が行われています。   ◎笑いの効果①  たった数分笑うだけでも、健康に効果があることが分かっています。 笑うとまず、呼吸が速くなります。たくさんの空気を肺が取り込むことで酸素が血液中の赤血球に届けられ、心臓の鼓動が速くなり、酸素を豊富に含んだ血液が全身に送り出され、新陳代謝が活性化されます。興奮して笑った後は動脈が拡張し、血圧が低下することでリラックスした状態に移行します。この時、自律神経の調節も併せて行われます。   ◎笑いの効果②  笑いはβ-エンドルフィンという物質の分泌を促進します。β-エンドルフィンは、マラソンなど苦しい状態が続いたときに快感を覚える「ランナーズハイ」を起こすことで有名な物質です。幸せホルモンとも呼ばれ、運動後の爽快感、精神的ストレスの解消に働きます。熱いお風呂に入った時も出るそうです。  この物質は血管内皮細胞(血管の内側を覆っている細胞)に作用することで、動脈硬化を予防する働きがあり、血管全体の健康の助けになることが分かっています。  β-エンドルフィンの分泌以外にも、ナチュラルキラー細胞の活性化や免疫グロブリンGの増加といった免疫機能を活性化させることが報告されており、笑いには病気から身体を守る働きも期待できます。   ●笑いの難点 笑いに効果があるのはわかりましたが、難点があります。それは、一人でいるときに自然に笑う人はほとんどいないということです!!お笑い番組を見て笑うというケースはありますが、これも一人で見るよりグループで見る方が笑いの頻度が増すことが分かっています。  これは進化の過程で、笑いがコミュニケーションの手段として発達して来たことが原因だと考えられているそうです。1日の会話時間が長い人ほど、笑う頻度が高いことが分かっているので、積極的に人付き合いを増やした方が良いです。そう言われても人づきあいが苦手な方は、お笑い番組を見ながら意識して笑うだけでも効果があることが分かっているので、機会を逃さないようにしましょう!   ☆国際ニンニクシンポジウム☆                         兒玉眞理子   ニンニクについて国際的な会議があるのをご存知でしょうか?  本年4月26日〜28日まで、ドイツのミュンヘンで、7回目となる国際ニンニクシンポジウムが開催されました。今回は19カ国から約170名の参加者があり、非常に盛況な会議となりました。  41の演題のうち、30題が熟成ニンニク抽出液(AGE)に関する研究でした。 血管内皮機能を高め、血管拡張する結果、認知機能障害を防ぐ傾向にありました。 中年以降の持久系アマチュアアスリートの動脈硬化および有酸素運動時の、酸素をどれだけ効率的に利用できるかの指標、筋力、技量回復速度などで有意な向上効果が認められ、血管の柔軟性も改善する傾向にありました。 AGE 12か月投与で、動脈硬化症患者の末梢組織潅流を再生し、微小循環を増加させることが確認されました。 肺線維症は間質性肺炎とも呼ばれ、呼吸機能が次第に低下する難治性の疾患です。肺線維症の線維芽細胞の増殖を抑制するなど、ヒト肺線維症の治療薬となる可能性が示唆された。 高齢者は、しばしば消化管の運動異常に関連した症状に苦しむことがあり、これは腸管神経系の老化による損失と退化が原因であるとされています。老齢マウスでは、若年マウスに比べて、腸管の神経細胞が減少し、便の重量や水分含量、大腸の蠕動運動が有意に低下していましたが、AGEを混ぜたエサを2週間老齢マウスに与えると、これらの加齢変化はいずれも若年マウスに近いレベルにまで改善していました、 抗がん剤の口腔粘膜炎を緩和することができました。 これらの研究はほんの一部です。これまでAGEの研究は、がんやコレステロール、免疫や循環器といった比較的せまい領域で行われてきたという印象ですが、今回は歯周病や運動機能に代表されるような新たな領域での研究が増えてきているようです。なかなか治療方法のない疾患・症状に役立つようになればいいですね。   ☆胃腸を元気にすれば身体も元気!!☆                        兒玉眞理子         梅雨どきは湿気が多かったですね。漢方理論では湿気が多いと胃腸の機能が低下しやすくなります。 季節の変わり目は温度変化が大きく、体温調節を担う「気」を消耗しやすく、「気」の主な発生源である脾(胃腸)に負担がかかります。  さらに、今は、エアコンが効いている室内と屋外の温度差が大きくなるうえに、冷たいものを摂る機会が増えて、ますます脾(胃腸)がダメージを受けやすくなります。  そこで、暑い時期は、脾(胃腸)の機能を損なわないようにすることが大事です。   最近の科学的研究でも、脾(胃腸)の機能は、腸内細菌が大きく関係していることが明らかになって来ています。腸内細菌叢を健全にするには、水溶性食物繊維を多く含むイモ類、豆類、海藻類などのほか、発酵食品を摂るのが基本となります。特に麹菌が関わる味噌や甘酒、漬物などがお勧めです。これらの発酵食品にはアミノ酸やペプチド(*1)、有機酸などが含まれています。   特にピログルタミルペプチドと呼ばれる特殊なペプチドは腸内細菌バランスを改善し、大腸の炎症や肝炎あるいは肥満などの改善に有効なことが報告されています。  どんな働きをしているか? 京都大学大学院農学研究科の佐藤健司教授らの研究チームによれば、ピログルタミルペプチドが小腸のα-ディフェンシという物質の分泌を刺激することで腸内細菌バランスを改善しているそうです。  α-ディフェンシンとはなんでしょうか? α-ディフェンシンとは、小腸のパネト細胞から分泌され、食物などと共に腸管に侵入してくる病原菌だけに反応する抗菌ペプチドです。口から入る病原菌は、食品に含まれるもの以外にも口腔内の悪玉菌などがありますが、そういった病原菌を退治してくれるのです。北海道大学大学院先端生命科学研究院の中村公則教授らの研究で、精神的ストレスや老化、睡眠不足によってα-ディフェンシンの分泌が低下することが解明されています。分泌が低下すれば、様々な疾患につながります。   通常、口から入ってくる病原菌はまずは胃酸によって殺菌されますが、最近、タケキャブなど胃酸を止める薬を常用されている人が多いです。また、若い人に多い、あまり噛まないでお茶やジュースで流し込む食べ方も胃酸が十分に働かず病原菌が腸まで入り込むリスクは高くなります。そこへ精神的ストレスや老化、睡眠不足などが重なると、α-ディフェンシンの分泌が低下して、間違いなく腸内細菌叢は乱れます。  日本の伝統的な発酵食品は栄養の補給だけでなく、腸内細菌叢を健全に保つ作用があるので、積極的に取り入れて見ましょう。    (*1 アミノ酸が2個以上繋がったもの)  

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景品交換中です!

2024.08.09

当店ではポイントカードをお作りしているお客様に、お買い上げ金額に応じてポイントをお付けしています。 60ポイント貯まったカード2枚で1.000円の金券としてお使いいただけます。 また、年に2回、貯まったポイントを各種景品と交換していただけます。 5ポイントの入浴剤から85ポイントの梅干しなど。 いろいろなものを組み合わせてお選びいただけます。 只今景品交換会を開催中です。 ぜひお立ち寄りください。 8月31日まで。 ポイントカードには有効期限がございます。お確かめの上、お早めに交換をお願いします。

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板藍茶リニューアルのお知らせ

2024.07.26

いつもお買い上げいただいています、イスクラの板藍茶。 この度リニューアルされます。 120包入、60包入ともにスティック状の個包装に代わります。 120包入は、今までアルミ袋に入っていましたが、60包入と同様に化粧箱入りになります。 内容は板藍根末は現行品と変わりませんが、添加物が現行品の乳糖に代わってトレハロースを使ってあります。 それに伴い、価格が改定されます。 120包入 現行品 7128円(税込)→新商品 8640円(税込) 60包入 現行品 4968円(税込)→新商品 5940円(税込) 当店の現行品の在庫がなくなり次第、新商品に代わります。 よろしくお願いいたします。  

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パルの大抽選会 開催しています!

2024.06.20

当店がありますショッピングセンター 「せんちゅうパル」の年に2回の大抽選会が 7月15日(土)から開催されています。 パルでお買い上げ3000円ごとに1回、ガラガラ抽選をしていただけます。 23日(日)までですので、ぜひ当店にもお立ち寄りください。 お待ちしております。  

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