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ファーマシ―そま通信2021年末号

2021.12.31

ファーマシーそま通信 2021年末号
       私たちのオススメ

~食の細い子、偏食の子に『こどもレバコール』!~
   
―小さく生まれても元気いっぱいにー

                  下岡久子
 
 食の細いお子様や偏食あるお子様をお持ちの親御様、何か良い栄養剤はないかと思っておられる方はありませんか?
 私もその一人でした。孫が小さく生まれ、入退院も多く、食が細かったものですから、心配でいろいろと探した結果、液体で評判の良い『こどもレバコール』を飲ませることにしました。
 
 成分はカツオの肝臓から取れるパンリバーエキスです。
 その中にはアミノ酸・ビタミン・ミネラルが入っており、その種類も多く、何よりも天然のものであるという事が一番気に入りました。カルシウム・薬用ニンジン・タウリンもプラスされています。
 
 バナナ味というのも飲みやすいようで、飲み始めて7年目になります。
 小柄ではありますが、食べ物の好き嫌いもなく、体調を崩すことも少なくなり喜んでおります。
 
 バランス良く栄養を摂るということは難しいと思いますし、大変だと思います。
 ご心配な方は、一度お試しになってください。
 店頭で、ご相談お待ち申し上げております。

 

 


 〜ストレスと漢方!〜

                        兒玉眞理子

 コロナ禍のこの頃、精神的不調のご相談が増えました。新型コロナウイルスに対する恐怖心と、色々なことを我慢することから精神的ストレスがたまるのでしょう。
 漢方(中医学)では、肝、心、脾、肺、腎という5つの蔵があると考えています。そのうち、特に肝と心は、精神的ストレスに関係があります。

肝の大事な働きの一つは、体の働きをのびのびとスムーズにする、あるいは促進することです


 A.気の流れをスムーズにする。
  *流れが減退すると→肝気鬱結→胸脇・乳房・少腹などに気が滞り、張痛や詰まったような不快感
  *流れが亢進すると→気の昇発が強すぎる→頭痛・目痛・赤目・面紅、血も昇るので喀血・鼻血・脳溢血
 B.脾の運化(食物を消化吸収して気血津液に変え、全身に運ぶ)の促進

  *脾の昇清作用(消化吸収)を促せないと→目弦・慢性の下痢
  *胃の降濁作用(下げる作用)を抑えてしまうと→げっぷ・嘔吐・腹張・便秘
 C.情志の調節

  *疏泄(流す)作用→精神活動をスムーズにする
 ★肝のもう一つの大事な働きは、血液を貯蔵し、血流量を調節することです。
  *十分な血液が貯蔵されていないと→めまい・手足のしびれ・冷え
  
  *興奮のため疏泄が亢進すると→吐血・鼻血・脳溢血
  *肝血が不足すると、栄養不足から疏泄(流す)がうまくいかなくなります。
  全身に血液が行き渡らなくなります。また、血液(潤い)不足はかえって熱を生じます。

 
肝の問題には、『婦宝当帰膠』、『逍遥顆粒』などオススメです。
 
心の第一の働きは血液を全身にスムーズに送ることです。それには、心気(エネルギー)の充実と、十分な心血が必要です
 *心気が不足すると→脈に力がない、不整脈、動悸・息切れ
 *心血が不足すると→脈が細く力がない、血色が悪い
 
*心気・心血さらに不足→瘀血→チアノーゼ、脇部に閉塞感、刺すような痛み
心のもう一つの働きは、神明(精神・意識・思慮)をコントロールすることです。
      ・これらの精神活動は神が行なっており、心はこの神を蔵しています。

・神は心血によって栄養され、心気によってコントロールされているので、五官や精神活動が正常に行われるためには、心の気血が充実していなければなりません。
 *心気が不足すると→反応が鈍くなる

 *心血が不足すると→不眠・不安
 
 心の問題には『酸棗仁湯』『心脾顆粒』などオススメです。 
 
≪動物生薬のススメ≫
  動物生薬は、1.即効性がある 2.効きが良い 3.安全性が高い という特徴があります。
 精神ストレスには持って来いの生薬です。

牛黄 『霊黄参』『長城清心丸』
 ☆開竅薬ー心の穴を開けて神と通じさせる。古典では、神は“もの”ではなく、外に存在する「神」(かみ)でした。神と通じていると生きていると考えました。


麝香 『救心感應丸気』
 ☆睡眠の質をよくする!
 ☆漠然とした不安・緊張してドキドキする・不眠に。
羚羊角 『能活精』
 ☆対象がはっきりしている焦り、不安に。(例えば普段はわりと健康な人がコロナでストレス)
 ☆頭の中がいっぱい、頭のフラツキ、筋肉の痙攣、歯ぎしり、寝付けない、眠りが浅い、落ち着きがない
 
≪精神ストレスに対する補血薬≫
 補血薬は通常、血虚の症状(血色不良、めまい感、脱毛、月経異常、皮膚乾燥、爪の割れなど)に対して使われますが、なかなか治らない精神症状に対して補血薬(四物湯)を足すと、改善がみられたという報告がありました。肝も心も血液を必要としているので、納得できますね。
 例)起床困難・意識消失・集中力低下→通学可能に
   社会不安・多愁訴→軽減
 
睡眠の重要性
◉ ノンレム睡眠とレム睡眠を何回か繰り返して朝を迎える。一晩でどれくらい深い眠り(ノンレム睡眠)の時間帯があるかが重要。
◉ 最初のノンレム睡眠で、成長ホルモンの70〜80%が分泌される。
◉ ストレスで最初のノンレム睡眠の質が悪くなると、それ以降の睡眠の質も乱れて、深い眠りであるノンレム睡眠が減少。ちょっとした刺激で目がさめる。




〜私のお守り!〜                                 
              丸茂佳補子 

 今年もあと1か月、コロナ禍生活も丸2年。ワクチンの効果により収束し、活気が戻りつつありますが、終息に向けてはまだ少し我慢の生活が必要で、なかなかマスクも手放せません。

 
 日常がマスク生活になったからでしょうか、昨年、今年と、そま薬局での風邪薬をお求めになるお客様がグンと減りました。各々がコロナに打ち勝とうと免疫力を上げる生活を心がけたからかもしれませんね。。
 

   私のコロナ禍に打ち勝つお守りをご紹介します。
 
1. 生薬のゴールドと称される「牛黄」と、その効き目を増強したり、補い合う最良のパートナーとして知られる「人参」を組み合わせ、肉体疲労に抜群の牛黄製剤の『霊黄参
2. ビタミン、ミネラルたっぷり「栄養の宝庫」と言われる春の牡蠣を原料とし、独自の方法で栄養素を抽出した牡蠣肉エキスの『ワタナベオイスター
3. 乳酸菌の数をヨーグルトに換算すると、一包が100ℓに相当する『乳酸菌FK-23菌粉末』
 
 コロナ禍以前にも外出旅行の時はこの3点は必須で、活力・気力の源で体力面・精神面ともに助けられました。とても心強い味方でした。
 以前、海外で、水に当たったのか、夜寝ようとしたときに、急にひどい胃痛、吐き気、頭痛が起きました。熱も少しありました。ここで動けなくなったらどうしようと思い、霊黄参4カプセル、乳酸菌FK-23菌粉末2袋、ワタナベオイスター12錠を一気に飲みました。するとどうでしょう、翌朝にはスッキリしていたのです。それ以来、これらのお守りには絶大なる信頼を寄せています。


  少しずつですが、お買い物、外食、そして帰省、旅行など楽しみが増えてきましたが、油断は禁物でまだまだ気を抜けません。
 今、アップした免疫を保つよう、バランスの良い食事、適度な運動、質の良い睡眠を心掛け、気持ちを上げてポジティブな生活を送ることが大切だと感じております。
 
 ご自身の『お守り』『味方』になるもの…是非ご相談ください。