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ツバメが卵を温め中です!

2022.05.01

                                                                                                                  見守ってね!!

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ファーマシ―そま通信2022春号

2022.04.20

ファーマシーそま通信 2022春号        私たちのオススメ   〜お家で出来るヨーガ~ **春のフレッシュスタート**  ヨーガの数秘学では「2022年は直感が鍵」。直感を受け取ること、直感に従って行動することが普段より大切な年とされています。ピンときた瞬間を逃がさずキャッチ! あれこれ考えずに素直に行動してみましょう。 <直感を鍛える呼吸法>  やり方 背筋を伸ばして座る。顎は軽く引く。目は閉じて、天井を見るように目を動かし、寄り目にする。直感をつかさどる第6チャクラ(眉間の第3の目)に集中した状態にする。 舌の先を上の前歯の根元に押し付けたまま、鼻から呼吸する。眉間に集中すると、特に青や紫などの光が舞うと言う方もいます。吸う息、吐く息に気持ちを戻して、数分間行ってみましょう。 ​  **春先のうつに!** <汗をかいて、笑おう!>  やり方 脚を肩幅に広げて立ち、両腕を身体のそばに楽に下ろす。 おなかの底から声を上げて笑いながら、両腕を万歳するように大きく上げて胸を軽くそらせる。腕を上げるとき、視線は思い切り遠くに。そして元の姿勢に戻る。1と2を繰り返す。数分から11分間行う。数回行うだけでも胸が開き、気持ちが明るくなるでしょう。   東野英治郎さんの初代水戸黄門になりきって高らかに笑い声をあげてみましょう。  参考:「クンダリーニヨーガ 人生を変えるエクササイズで潜在能力を開放する」鈴木晶子監修 ​ 笑うのが苦手、心からの笑いでなくても…「作り笑い」でも効果があるようです。口角を上げる事によって表情筋が動いて、笑顔ができます。この表情を作るだけで脳は笑っていると錯覚し、気分がほぐれるそうです。 〜腸内細菌・口腔内細菌の最前線〜                      兒玉眞理子 (1)心疾患と腸内細菌    冠動脈疾患患者と健常人の糞便を調べると、冠動脈疾患患者では、バクテロイデス目に属する二つの菌が有意に減少することがわかりました。この二つの菌を培養してマウスに経口投与すると、コントロールに比べて動脈硬化を起こす慢性炎症が抑制されました。  ​卵・乳製品や赤身の肉から腸内細菌で代謝された物質に、TMAOというものがあります。この物質は動脈硬化を起こしやすくするようで、慢性心不全患者では、5年間の追跡の結果、血中TMAO濃度が高いほど全死因による死亡率が高かったそうです。   (2) 動脈硬化と腸内細菌   ポリアミン(低分子の塩基性物質)は細胞機能の健全化に不可欠な物質です。加齢に伴い生体内での合成や濃度は低下するが、外から供給することでモデル動物(線虫、ショウジョウバエ、マウス)の寿命が延びたことが報告されています。  ポリアミンは動脈硬化発生初期に生じる炎症反応を抑制する作用を有しており、動脈硬化予防に関しても注目されています。体内で作られる以外の外からのポリアミンには、食事由来と腸内細菌由来のものがあり、約230人の日本人の糞便内ポリアミン濃度を調べたところ、高ポリアミン食品の代表である納豆1パック(60g)の約6倍以上を腸内細菌が供給していることが判明しました。  そこで、ある種のビフィズス菌とL-アルギニンを、動脈硬化になりそうな健常成人に摂取してもらったところ、血管の柔軟性の回復を示唆する数字が出るなどの、保健効果を得ることができました。 (3) 脳卒中と口腔内細菌    近年の研究で、虫歯や歯周病などの口腔内感染症が、動脈硬化・脳卒中発症に関係していると言われています。   歯肉溝における接合上皮では、著しく粘膜が脆弱であり常在菌が侵入しやすいなどの特徴があり、口腔環境の悪化・抜歯などの歯科処置だけでなく、日常的に行われる歯磨きでさえ容易に菌血症を起こし得ます。   頸動脈プラーク中に含まれる細菌のDNAを調べた研究では、すべてのプラークと口腔内試料に共通して全例で虫歯の原因菌が検出され、同様の研究で細菌の構成を調べると、消化管より口腔内の菌の構成に似ていたとのことです。   また、近年の研究で、我が国において、ある種の虫歯の原因菌を口の中に持っていることは、脳内出血や認知症のリスクを高める脳微小出血にも関連することがわかってきています。    (4)腎臓と腸内細菌  慢性腎臓病(CKD)は糖尿病、高血圧、慢性糸球体腎炎などを原疾患として腎機能が徐々に低下していく進行性の病態であり、わが国では成人の8人に1人が発症する国民病です。近年、腸内細菌の解析が容易になったことで、「腎腸相関」が存在することが明らかになってきました。  CKDにおいても患者や腎不全モデル動物の糞便や腸管内容物を用いて検討され、CKD患者の腸内細菌フローラの変化として、いわゆる「善玉菌」と呼ばれる菌種の割合が減少していることが報告されています。CKDにおける腸内細菌フローラの変化の原因は、腎不全の進行に伴う体内への尿毒症物質の蓄積、代謝性アシドーシス、経口鉄剤やカリウム、リンなどの各種キレート剤などが使用される治療薬が腸管に及ぼす影響、腸管機能の低下、食物繊維の摂取不足、便秘による便の腸内容物移動時間の延長などが考えられています。便秘を合併しているとCKDから末期腎不全になる危険性が高くなります。   ~『腸内細菌と血糖値』~                 兒玉眞理子    近年、腸内細菌のある種のものが、膵臓からのインスリンの分泌に大きく関連していることが分かって来ました。腸内細菌が人間の生命維持活動や脳の働きに大きく関係していることが報告されています。その中で、ある種の菌群は食品を代謝して短鎖脂肪酸を作り出し、これが腸管の血管に吸収されて膵臓に至り、インスリンの分泌を調整するということがわかっています。  つまり、腸内環境が乱れていると糖尿病に対して良くないことが多いと考えられます。したがって、糖尿病の症状を飲み薬やインスリン注射だけでコントロールするのではなく、腸内環境を良くすることが重要です。  食事では食物繊維をたくさん摂ると、腸内細菌のバランスが良くなります。  乳酸菌の死滅した菌で、血糖値が正常になった例もあります。  優れた死菌としては『乳酸菌FK-23菌粉末』がオススメです。     腸内細菌改善にオススメ!! 『乳酸菌FK-23菌粉末』『LFK』『びならくと』『プログリーン』『グロスミン』『野草菜果』『五行草』『グリーン末』『コンチーム』『大草ビフィズスα』『フェカルミンゴールド錠』『ビオスリー』『オリゴビフィズス』など・・・ どれにするか?? ご相談ください!! ~各干支生まれの運気~            (高橋千登三先生 ご講演より 令和4年運気について) 『子』仲間を大切にすれば、落ち込んだときに助けてくれます。    前半は品格を落とさないことが運気を安定させます。    中盤は家庭との狭間で悩みが多くなりますが、ここは家庭を選びましょう。 『丑』今年は自制心をもって出処進退に心掛けましょう。    洞察力を身につける年にしましょう。    6月と7月の過ごし方、休養にあてられるかどうかで後半に差がでます。 『寅』体力が落ちます。その代わり、勘が良くなります。    がむしゃらに動くより、よく考えて行動してください。注意月は5月と8月です。慎重にお過ごしください。 『卯』伝統の力が大事になります。神社、仏閣、古典などです。    学問以外に芸術など古き良き伝統で運が安定し、活性化します。    注意月は4月と9月、口論に関しては12月も注意してください。 『辰』先祖供養を忘れずにいると運が巡ります。    先祖供養で金運も巡ります。終盤は義理人情で動き回ることが多くなるようです。    出費はあるので、計画的に。10月は骨休みをお願いします。 『巳』とにかく動きたくなります。じっとしているより動いた方がいいです。    交通事故など、出足にトラブルの暗示がありますので、最初はのんびり、ゆっくり。8月と11月にはご注意。 『午』今年はあちらこちらと目につくものが気になり、どんどんとアイデアが生まれます。    中盤は学びごとに意識がでてくるようです。作法について学ぶとよいです。    例えば食事の食べ方などです。6月と12月はご注意を。 『未』昨年は辛い年でした。今年は去年よりは上手くいきます。    赤ちゃんのような笑顔でいると運気が上がります。      何かと運気は思わぬところに転がってくるので、のんびりが運気を安定させるコツです。 『申』新しいチャレンジは避けて、ひとつひとつまとめる作業が運気を安定させます。    ストレスを溜めるか溜めないかで、運気に差がでます。    古いしきたりを学ぶことでストレスから解放されます。    風流心(遊び心)を養うとさらに運は上がります。2月と5月は口は禍の元です。 『酉』生家をどうするか考えることです。    それをきっかけに学ぶことで、情報を集めるようになります。情報を集めて学ぶがテーマです。    感受性が高まる時期です。何かと反抗的となれば凶、未来を開拓するための学びと取れば吉となるでしょう。 『戌』奉仕が金運を上げます。もう一つは正義です。    いくら儲かっても筋が通らない金儲けは後半に倍返しとなります。    社会の扉が開きます。飛躍ある年となるでしょう。    4月と7月は注意です。また、9月は骨休みしてください。 『亥』今年は用心深く、トップに立つよりは一歩引いた補佐役に徹した方が運勢が上がります。    観察力を鍛える年にしましょう。    「守る」ためにはどうするか身につくと精神力と自立心が養われ、ぶれません。    5月は骨休み。8月は呼吸にご注意を。      

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ファーマシ―そま通信2022冬号

2022.01.07

ファーマシーそま通信 2022年冬号        私たちのオススメ 〜婦宝当帰膠でイライラがなくなった!~                    谷川美佐    私は、いわゆるPMSで、生理前によくイライラしていました。 婦宝当帰膠は「肝」の「血」を補う漢方薬です。  人間は「血」「気」「水」3つのバランスをうまくとりながら健康を維持しています。  「血」気によって全身に栄養を循環させる赤い液体(血液)  「気」生命活動を営むエネルギー  「水」リンパ液や尿、汗など血液以外の水分 そのうちの「血」「気」に深く関わっているのが「肝」で、次のような作用があります。 1⃣「蔵血作用」  これは、血液を蓄え、必要に応じて全身に血液を供給する働きです。  もし、肝に充分な血液が貯蔵されていないと、  血色が悪い、髪や皮膚の乾燥、めまいや立ち眩み、手足の冷えやしびれ、 眼精疲労、爪が割れやすい、筋がつる、肩こりなどなど・・・   全身に栄養が行き渡らないため様々な症状がでます。    2⃣「疏泄(そせつ)作用」   これは、様々な臓器の生理機能をスムーズにする働きです。  肝は「気」の流れを整えることにより、臓器などの生理機能を正常に保ちます。  また、気の流れが正常であれば精神状態も良好に保てます。 疏泄作用が弱まり気の巡りが悪くなると、気が滞った所で不快な張り感や痛みを感じたり、気持ちが不安定になったりします。    月経前には子宮に血液が多く送られるため、肝の「血」の不足に陥りやすくなります。それによる体の不調に加え、肝の「血」の不足により「気」の流れを整える作用も弱まり心の不調もあらわれます。これが、女性特有の月経前症候群(PMS)の一因です。 私自身も、生理前のイライラがひどかったので、婦宝当帰膠を1日ティースプーン1杯ずつ続けてみたところいつの間にかイライラがなくなりました。婦宝当帰膠は、70%が当帰で血液を補う作用に優れています。PMSでお悩みの方、ぜひお試しください!!    ~食事と体内リズム~                            兒玉眞理子    体内リズムは朝型と夜型があります。仕事や学校があるのに、朝起きるのが苦手という方がありますね。食事と起床時間について、研究した報告があります。朝食に和食を食べる人は起床時間が早く、洋食を食べる人は遅い、さらに朝食を食べない人は和食の人より1時間も遅いというデータがあります。これは、時間に余裕のある休日でも同じ傾向です。また、高齢者のほうが和食が多いと思いがちですが、洋食の割合が最も多いのは50代で、平均年齢も和食派より洋食派のほうが高齢でした。  栄養面では、和食のほうが、魚、卵、大豆などバラエティーに富むタンパク質を摂取しており、洋食群では、乳製品の比率が高い傾向でした。      和食の中でも、魚に含まれるEPA/DHAは、朝型にリセットする働きがあると言われています。EPA/DHAは、小腸や大腸を刺激し、GLP-1という物質が生産されます。GLP-1はインスリンの分泌を促進させることで、体内リズムを朝型へとお手伝いする働きがあります。EPA/DHAは、夕方に摂取するより、朝に摂取するほうが、食事による脂肪肝の抑制効果などが高いことがマウスの実験で報告されています。上質のEPA/DHAを簡単にとるには『シーアルパ』がオススメです。    朝に食べたい栄養素は、たんぱく質で、活動時期の筋肉の元になります。たんぱく質は分解されてアミノ酸として体内に取り込まれます。アミノ酸は筋肉を作る以外にも臓器・免疫機能・酵素・ホルモンの材料として、そして時にはエネルギーとしても使われます。しかし、寝ている間は体に補給されないため、アミノ酸が不足しがちに。すると、人体は筋肉を分解してアミノ酸を確保し、体の機能を維持しようとすることが分かってきています。  そこで、オススメしたいのは、体がたんぱく質を必要としているタイミングである朝に、たんぱく質をしっかりとってアミノ酸を補給することです。筋トレをしてもなかなか筋肉が増えない人が、朝に摂るたんぱく質を増やす実験をしたところ、筋肉量が増えました。手軽なアミノ酸補給には、『レバコール』がオススメです。  専門家によると、平均的な日本人の朝ごはんだと、たんぱく質は10g程度しかとれていないとのこと。3食で20gずつ均等にとるのが大切だそうです。    また、朝は、リコピン(トマト)など、抗酸化物質の含まれるもの、もちろん、エネルギー源となるご飯など糖質も朝食には欠かせません。    夜に食べたい栄養素として、カルシウムがあります。カルシウムの吸収は夕方に良いというマウスの実験があります。骨の修復は夜中の副交感神経が高まった時に起こると言われています。漢方薬では、カルシウムを含む生薬が神経安定の目的で使われます。  お茶に含まれるテアニンは神経を鎮めますが、同時にカフェインも入っているので、人によっては目が覚めてしまう可能性もありますのでご注意ください。『キラリスALA-on』にはテアニンが入っています。ALA自体も眠りを良くしてくれますので、オススメです。   ~葛根湯ドリンクでスッキリ!!~                         藤本仁美  女性の方は経験ある方もいらっしゃると思いますが、私は若い頃から長年月経痛で悩まされている1人です。  近年は年齢の変化とともにホルモンバランスも変化してきているのか、症状や発生するタイミングのサイクルがバラバラで、ツライ月もあります。    ある月に、日頃生理前の頭痛に使っている血液循環の漢方薬では効かなかった時がありました。肩や頭の辺り(頭の上方部)がパンパンに張ってジンジンとしてボーッとしていたので、薬剤師の先生に相談してみたところ、JPS製薬の葛根湯のドリンクを勧められ、早速、試してみました。  頭痛全てが取り除けたわけではないのですが、服用して30分も経たないうちに、頭がスーーーッと軽くなりました!!!    私は基本的に漢方薬が苦手で、とても飲みづらいと感じていました。それで、イメージ的についつい他のお薬に頼りがちで、葛根湯のドリンクも試したことはありませんでした。しかし最近では、「苦くない」「においを抑えた」だけでなく「風味を工夫」したものもあり、漢方薬独特な味やザラツキが苦手な方にも飲みやすいものがあるようです。    この機会にいくつかのメーカーの葛根湯ドリンクを試してみましたが、JPS製薬の葛根湯の味が良く、効き目もスーッと速かったです。  私のように薬の感触が気になる方には、ドリンクタイプもオススメです!!    また、数種類の生薬の成分を抽出した葛根湯の内服液は小瓶に入っているので、持ち歩くことができ、水が用意できない時でも服用のタイミングを逃しません!! 眠くなる成分も入っていないので、外出先でも安心して飲むことができます。私はカバンに1瓶入れて出掛けています。    私は葛根湯のイメージとして、今までは風邪の初期症状に対して効果的と考えていましたが、風邪だけではなくこのような症状にも効果があるのだと実感しました。 「筋トレ」は認知症を予防する〜脳が蘇る本山式トレーニング方法            総合能力研究所所長 本山輝幸氏のお話より                          兒玉眞理子    MCIは認知症予備軍です。MCIの人は約50%が5年以内に認知症へ移行します。正常に戻るリバージョン率は約26%です。その条件は「運動」「好奇心が強いこと」です。    運動が脳に与える効果は、 コルチゾールを減らして海馬を保護し、記憶力を向上させる(ストレス耐性の向上) 脳のBDNF(神経栄養因子)を増やして海馬を発達させ、記憶力を向上させる 脳内の血流量を増やし、脳全体を活性化させる 脳内のネプリライシン(アミロイドβ分解酵素)を増やし、アルツハイマーを予防する    しかし運動習慣があるにも関わらず認知症を発症する人はいます。  MCIが改善する人としない人には根本的に体質的な違いがありました。「感覚神経の鋭さ」です。「感覚神経」を活性化してあげると、MCIが治りました。  様々な運動を試した結果、強めの筋トレだけが感覚神経に効果があることがわかりました。鍛える時のポイントは、動作をしている筋肉に全神経を注意集中し、運動中の筋刺激を感じ取るようにすることです。    20年間の研究で気づいたこと ・認知症を発症し徘徊する方は、運動神経ははっきりしているが、感覚神経が鈍く疲れないので、いつまでも歩ける。 ・幼少期から目が見えない方は感覚神経が鋭く認知症の方は少ない。 ・ 色々な職業や趣味の方がいる中で、運動習慣があった方でも感覚神経が繋がっていない人は認知症を発症した。 ・100歳以上の長寿の方、意外と運動嫌いの方が多かったが、筋肉の痛みや疲れ、暑さ寒さを感じやすく、感覚神経が優れる人が多かった。足つぼマットに乗ってもMCIの人は何も感じない人が多い。1ヶ月間毎日乗っていれば感覚が戻ってくる。    MCIの人たちを含めて運動習慣があるにも関わらず認知症を発症してしまう人たちは、せっかく体を動かしても筋刺激が脳まで達していない可能性があります。筋肉と脳との感覚神経を良好にして運動による効果を享受していただけたらと思います。

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ファーマシ―そま通信2021年末号

2021.12.31

ファーマシーそま通信 2021年末号        私たちのオススメ ~食の細い子、偏食の子に『こどもレバコール』!~    ―小さく生まれても元気いっぱいにー                   下岡久子    食の細いお子様や偏食あるお子様をお持ちの親御様、何か良い栄養剤はないかと思っておられる方はありませんか?  私もその一人でした。孫が小さく生まれ、入退院も多く、食が細かったものですから、心配でいろいろと探した結果、液体で評判の良い『こどもレバコール』を飲ませることにしました。    成分はカツオの肝臓から取れるパンリバーエキスです。  その中にはアミノ酸・ビタミン・ミネラルが入っており、その種類も多く、何よりも天然のものであるという事が一番気に入りました。カルシウム・薬用ニンジン・タウリンもプラスされています。    バナナ味というのも飲みやすいようで、飲み始めて7年目になります。  小柄ではありますが、食べ物の好き嫌いもなく、体調を崩すことも少なくなり、喜んでおります。    バランス良く栄養を摂るということは難しいと思いますし、大変だと思います。  ご心配な方は、一度お試しになってください。  店頭で、ご相談お待ち申し上げております。      〜ストレスと漢方!〜                         兒玉眞理子  コロナ禍のこの頃、精神的不調のご相談が増えました。新型コロナウイルスに対する恐怖心と、色々なことを我慢することから精神的ストレスがたまるのでしょう。  漢方(中医学)では、肝、心、脾、肺、腎という5つの蔵があると考えています。そのうち、特に肝と心は、精神的ストレスに関係があります。 ★肝の大事な働きの一つは、体の働きをのびのびとスムーズにする、あるいは促進することです。  A.気の流れをスムーズにする。   *流れが減退すると→肝気鬱結→胸脇・乳房・少腹などに気が滞り、張痛や詰まったような不快感   *流れが亢進すると→気の昇発が強すぎる→頭痛・目痛・赤目・面紅、血も昇るので喀血・鼻血・脳溢血  B.脾の運化(食物を消化吸収して気血津液に変え、全身に運ぶ)の促進   *脾の昇清作用(消化吸収)を促せないと→目弦・慢性の下痢   *胃の降濁作用(下げる作用)を抑えてしまうと→げっぷ・嘔吐・腹張・便秘  C.情志の調節   *疏泄(流す)作用→精神活動をスムーズにする  ★肝のもう一つの大事な働きは、血液を貯蔵し、血流量を調節することです。   *十分な血液が貯蔵されていないと→めまい・手足のしびれ・冷え     *興奮のため疏泄が亢進すると→吐血・鼻血・脳溢血   *肝血が不足すると、栄養不足から疏泄(流す)がうまくいかなくなります。   全身に血液が行き渡らなくなります。また、血液(潤い)不足はかえって熱を生じます。   肝の問題には、『婦宝当帰膠』、『逍遥顆粒』などオススメです。   ☆心の第一の働きは血液を全身にスムーズに送ることです。それには、心気(エネルギー)の充実と、十分な心血が必要です。  *心気が不足すると→脈に力がない、不整脈、動悸・息切れ  *心血が不足すると→脈が細く力がない、血色が悪い  *心気・心血さらに不足→瘀血→チアノーゼ、脇部に閉塞感、刺すような痛み ☆心のもう一つの働きは、神明(精神・意識・思慮)をコントロールすることです。       ・これらの精神活動は神が行なっており、心はこの神を蔵しています。 ・神は心血によって栄養され、心気によってコントロールされているので、五官や精神活動が正常に行われるためには、心の気血が充実していなければなりません。  *心気が不足すると→反応が鈍くなる  *心血が不足すると→不眠・不安    心の問題には『酸棗仁湯』『心脾顆粒』などオススメです。    ≪動物生薬のススメ≫   動物生薬は、1.即効性がある 2.効きが良い 3.安全性が高い という特徴があります。  精神ストレスには持って来いの生薬です。 牛黄 『霊黄参』『長城清心丸』  ☆開竅薬ー心の穴を開けて神と通じさせる。古典では、神は“もの”ではなく、外に存在する「神」(かみ)でした。神と通じていると生きていると考えました。 麝香 『救心感應丸気』  ☆睡眠の質をよくする!  ☆漠然とした不安・緊張してドキドキする・不眠に。 羚羊角 『能活精』  ☆対象がはっきりしている焦り、不安に。(例えば普段はわりと健康な人がコロナでストレス)  ☆頭の中がいっぱい、頭のフラツキ、筋肉の痙攣、歯ぎしり、寝付けない、眠りが浅い、落ち着きがない   ≪精神ストレスに対する補血薬≫  補血薬は通常、血虚の症状(血色不良、めまい感、脱毛、月経異常、皮膚乾燥、爪の割れなど)に対して使われますが、なかなか治らない精神症状に対して補血薬(四物湯)を足すと、改善がみられたという報告がありました。肝も心も血液を必要としているので、納得できますね。  例)起床困難・意識消失・集中力低下→通学可能に    社会不安・多愁訴→軽減   睡眠の重要性 ◉ ノンレム睡眠とレム睡眠を何回か繰り返して朝を迎える。一晩でどれくらい深い眠り(ノンレム睡眠)の時間帯があるかが重要。 ◉ 最初のノンレム睡眠で、成長ホルモンの70〜80%が分泌される。 ◉ ストレスで最初のノンレム睡眠の質が悪くなると、それ以降の睡眠の質も乱れて、深い眠りであるノンレム睡眠が減少。ちょっとした刺激で目がさめる。 〜私のお守り!〜                                                丸茂佳補子   今年もあと1か月、コロナ禍生活も丸2年。ワクチンの効果により収束し、活気が戻りつつありますが、終息に向けてはまだ少し我慢の生活が必要で、なかなかマスクも手放せません。    日常がマスク生活になったからでしょうか、昨年、今年と、そま薬局での風邪薬をお求めになるお客様がグンと減りました。各々がコロナに打ち勝とうと免疫力を上げる生活を心がけたからかもしれませんね。。     私のコロナ禍に打ち勝つお守りをご紹介します。   1. 生薬のゴールドと称される「牛黄」と、その効き目を増強したり、補い合う最良のパートナーとして知られる「人参」を組み合わせ、肉体疲労に抜群の牛黄製剤の『霊黄参』。 2. ビタミン、ミネラルたっぷり「栄養の宝庫」と言われる春の牡蠣を原料とし、独自の方法で栄養素を抽出した牡蠣肉エキスの『ワタナベオイスター』。 3. 乳酸菌の数をヨーグルトに換算すると、一包が100ℓに相当する『乳酸菌FK-23菌粉末』。    コロナ禍以前にも外出、旅行の時はこの3点は必須で、活力・気力の源で体力面・精神面ともに助けられました。とても心強い味方でした。  以前、海外で、水に当たったのか、夜寝ようとしたときに、急にひどい胃痛、吐き気、頭痛が起きました。熱も少しありました。ここで動けなくなったらどうしようと思い、霊黄参4カプセル、乳酸菌FK-23菌粉末2袋、ワタナベオイスター12錠を一気に飲みました。するとどうでしょう、翌朝にはスッキリしていたのです。それ以来、これらのお守りには絶大なる信頼を寄せています。   少しずつですが、お買い物、外食、そして帰省、旅行など楽しみが増えてきましたが、油断は禁物でまだまだ気を抜けません。  今、アップした免疫を保つよう、バランスの良い食事、適度な運動、質の良い睡眠を心掛け、気持ちを上げてポジティブな生活を送ることが大切だと感じております。    ご自身の『お守り』『味方』になるもの…是非ご相談ください。  

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ファーマシ―そま通信2021秋号

2021.10.25

ファーマシーそま通信 2021秋号 私たちのオススメ   ~生き生きと過ごしませんか!~                    新見祥恵  「これをしなくちゃ、あれもやってみたい、でもなんとなく体が重くて億劫だな」こんな風に思っておられる方、たくさんいらっしゃると思います。過ごしやすい日は増えてきましたが、夏の疲れ、季節の変わり目、長引く自粛生活などでパワーが出ないのですね。そこで日常生活における疲労感の軽減に役立つ『アクトザイムフォルテ』のご紹介です。『アクトザイムフォルテ』はコエンザイムQ10、グレープシードエキス、葉酸が配合されたソフトカプセルタイプの栄養補助食品です。    エネルギーが不足すると、だるい、疲れやすい、食欲がないなどの症状がみられ、冷え性にもつながります。また過度の疲労やストレスが要因となって活性酸素が増えると、老化が促進されてシワやシミが増えるだけでなく、ガンや生活習慣病のリスクも高めます。    『アクトザイムフォルテ』に含まれるコエンザイムQ10はエネルギーを生み出すために欠かせない補酵素の一つです。活性酸素を除去する働きもあります。最近では歯周病や片頭痛の予防に働くという興味深い発表もあるようです。体内で合成されますが、20歳代をピークに加齢とともに減少するので食品で補う必要があります。イワシなどの青魚や肉、乳製品、オリーブオイル、ブロッコリーに多く含まれています。    グレープシードエキスはブドウの種子から抽出されたエキスで、高い抗酸化作用を持つポリフェノールを含んでいます。  葉酸はビタミンB12とともに赤血球の生産を助けるビタミンです。 ほうれん草やアスパラガス、レバーに多く含まれています。体の発育にも重要なビタミンで、細胞の分裂や成熟を大きく左右するため、特に胎児にとって重要な栄養成分であることが分かっています。    健やかな毎日のお手伝いに『アクトザイムフォルテ』。毎日のお食事に『アクトザイムフォルテ』をプラスして、いきいきとアクティブに過ごしてみませんか?  ~愛犬のために〜                   上川麻子   今年の夏も暑かったですね…。私たち犬にとっても、夏は大の苦手です。  人間のように汗をかかないので、体温調節は呼吸と足裏の肉球だけ。 お散歩時のアスファルトが熱いから肉球も焼けそうで、お散歩は大好きだけどつらい! お散歩から帰ってもしばらくはグッタリ…  失礼しました、私は“ユキ”と申します。4歳のスピッツの女の子です。  そま薬局でお仕事しているお母さんが、そんな夏バテ気味の私を見かねて、『ワンサポート』というサプリメントを用意してくれました。   ニンニクから作られた、私たち犬用の滋養強壮薬なんです!  え?ニンニクって犬には毒じゃないの??  …そうですよね、私も最初聞いたとき大丈夫!?て思いました。  でも『ワンサポート』のニンニクは、2年間熟成して刺激を取り除いた“熟成ニンニク”。  安全性試験もちゃんとクリアされているから安心と教えてくれました!  なんでも、人間が飲んでる『キヨーレオピン』と同じ成分、同じ会社だそうですよ。  実は、お父さんとお母さんも『キヨーレオピン』を飲んでいるみたいだけど、  疲れがましになったって、二人とも言っていたわ。  お散歩はいつもお父さんと毎日朝夕30分くらい歩いています。  『ワンサポート』を飲みだしてから、恥ずかしいのですが、おトイレの調子が良いんです。暑くなってから便秘気味だったのが、毎日きれいな形だってお父さんも大喜び!  暑い夏も過ぎ、涼しくなってきたけど、夏バテもなく私は前以上に元気に走り回っています。      これからも元気でいたいから『ワンサポート』飲み続けるね。      美味しいから、いつも楽しみ!    そうそう、おトイレといえば他にもいいお話を聞きました。  お母さんが時々、無糖ヨーグルトをスプーンに少しだけ、分けてくれるんです。  きっと乳酸菌が犬にも良いと思ってのことだと。  エンテロコッカス・フェカリスFK-23という乳酸菌は、私たち犬の皮膚炎にも効果があるらしいです(※1)。研究論文も権威ある雑誌で発表されたそうですよ(※2) 『乳酸菌FK-23菌粉末』に入っている乳酸菌だそうですが、『乳酸菌FK-23菌粉末』1包には乳酸菌1兆個も入っていて、なんとヨーグルト100リットル分!(そんなに私、食べられない!) FK-23、今とても興味津々なんです。  ついつい、たくさんおしゃべりしてしまいました!  お話聞いてくださってありがとうございました。   出典/Daily Health vol.4 2020特別版(ニチニチ製薬株式会社) ※1)全犬に効果があるわけではない。良い結果がでるのは7~8割との報告 ※2)米国獣医皮膚科学会発行「Veterinary Dermatology」 東京農工大学・麻布大学・東京大学・ニチニチ製薬 共同研究       ~夜間頻尿!!~                      兒玉眞理子 一般的に正常な排尿回数は1日5~7回です。排尿回数が1日8回以上の場合は「頻尿」、就寝中の排尿回数が1回以上の場合は「夜間頻尿」と判断することができます。夜間頻尿は加齢とともに頻度が高くなり、80歳以上では、ほぼ100%の割合で起こっています。  夜間頻尿の原因は、 尿の生成量の増加 膀胱容量の低下 睡眠障害 に大きく分けられます。原因によって対処方法が異なるため、夜間頻尿の原因をまずはっきりさせることが重要です。 ≪1.尿の生成量の増加について≫  質問1.足の浮腫がありますか?  足、特にふくらはぎは昼間に血液がたまりやすく、むくみがちになります。その状態で夜寝るときに横になると、たまった血液が上半身に戻り始めます。そうすると心臓は、「血液量が増えた」と感知し、結果的に利尿作用を促して夜間頻尿を引き起こします。足の浮腫の原因は様々ですが、腎、脾、肺を補う漢方薬を使います。  質問2.夜にビールを飲みますか?  ビールには、アルコールが脳の抗利尿ホルモンの分泌を抑える、カリウムが新陳代謝を活発にする、水分が多量に含まれているという、3つの相乗効果で、利尿作用があります。ビールなどの飲酒を控え、アルコールの代謝を良くしましょう。  質問3.日中の尿量の減少と夜間頻尿の増加がありますか?  高齢になると筋力が低下し、腹腔内の脂肪も減り、腎下垂の確率が高くなります。日中に起き上ったり、座ったり、立ったりすると、腎臓は下垂して腎血流量が低下し、尿量も減ります。夜、横になると、腎臓が元の位置に戻ります。血流が回復すると、腎臓にたくさんの水分が流れて、多くの尿が作られます。漢方薬は、老化に対応して、腎、脾を補います。  質問4.夜間のみ尿量が増加しますか?  通常、寝ている間は脳の視床下部の抗利尿ホルモンの働きで、尿を作る量が制限されます。そのため、夜間は排尿をしなくてすみ、安眠することができます。しかし加齢に伴って抗利尿ホルモンの分泌量が減ると、寝ている間も尿が多く作られるため、起きる回数が増えてしまいます。これも老化なので、腎を補う漢方薬などで対応します。  質問5. 腎機能低下と診断されていますか?  腎臓は血中の物質を尿へ排泄し、必要な水分を血中に戻しています。高齢の方では、腎機能の低下によって、尿濃縮機能の障害が認められることが多く、尿量が増加し、尿が透明になることがあります。漢方だけの対応では難しいかもしれませんが、なかには数値が良くなる例もあるようです。 ≪2. 膀胱容量の低下について≫  質問6.急に起こる、我慢できないくらいの強い尿意がありますか?  過活動膀胱が原因と考えられます。正常な膀胱は脳からの指令でコントロールされていますが、何らかの原因でコントロールを失い、少量の尿で膀胱が過剰に収縮してしまい、尿意を感じる症状です。漢方では、補腎、気の巡りを良くするなどの対応をします。  質問7.男性で、夜間頻尿、尿がなかなか出始めない、ちょろちょろしか出ない症状がありますか?  前立腺肥大が原因と考えられます。まず、病院で前立腺の検査をお勧めします。漢方で補腎、気血の巡りを良くする対応、また、サプリメントは、『ハルンデール』です。  質問8.昼間・夜間頻尿を問わず、下腹部痛(膀胱痛)・排尿痛を伴いますか?  これは、間質性膀胱炎が原因と考えられます。膀胱に原因不明の炎症があり、尿検査で異常がないことが多いです。自己免疫反応、尿中の毒性物質、疼痛に対する過敏性(神経の異常)などが原因だと考えられています。漢方は慢性炎症や免疫調節に使うものが考えられます。 ≪3.睡眠障害について≫ 質問9.睡眠の状態はよいですか?  特に高齢者は眠りが浅く、ちょっとしたことで目を覚ましてしまします。トイレに行きたくて起きるのか、目が覚めるからトイレに行くのか、わからないということも多いようです。漢方では、睡眠障害のタイプに応じてお薬を考えます。また、『ワタナベオイスター』や『キラリスALA』などのサプリメントで改善することもあります。  夜間頻尿の原因は様々で、心臓病や糖尿病なども夜間頻尿を引き起こします。病院での検査が必要な場合もあります。  

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ファーマシ―そま通信2021盛夏号

2021.08.15

ファーマシーそま通信 2021盛夏号              私たちのオススメ   ☆終わりは始まりの時             坂本良恵 -アトピー性皮膚炎にスイカロ(瑞花露)シリーズ、ホンサージ(紅沙棘)を使ってみました-    ファーマシーそま、にご来店くださった方へ、今回はまず右に向かって進んでいただき、ぜひ見つけていただきたい、イスクラの薬用皮膚シリーズ、瑞花露(スイカロ)シリーズ、紅沙棘(ホンサージ)などをご紹介したいと思います。    コロナのストレスからか、1~2年に何度かある、いわゆるアトピー性皮膚炎が悪化してしまいました。両足のすねの部分のみですが、ひどいかゆみから始まり、掻くことによって悪化します。いつものように紫雲膏をたっぷり湿布して、なんとかひどい掻きむしり状態から平穏な皮膚を取り戻しつつあります。一安心の日々が訪れたように思っていましたが??  今回は悩みます。コロナのワクチンを接種すれば終わりではないように、はてさて、このままでよいのでしょうか。    中医学の考え方にしっかり向き合うならば、実はここからがまた新たな始まりとなるのですね。    ということで、今回は内服、スキンケア、養生、から考えて今までとは違う治療を考えて過ごすことにしました。お家時間もたっぷりありますからね。  中医学では皮膚と腸、肺は関連があり食事を見直して腸内環境を整え、肺からの気も充実させストレスを緩和する必要があると考えます。    多様なストレスから日々の食環境も乱れ、マスク生活で日々息苦しく睡眠も不安定な頃でした。そこで、ひとまずかゆみも炎症も治まったこの時期に、外用はイスクラの瑞花露(スイカロ)シリーズ。内服として、麦味参顆粒、衛益顆粒、紅沙棘(ホンサージ)を使用することにしました。    夏に始めるにはうってつけの、“漢方のポ○○スエット”とよばれる麦味参顆粒。気剤の王様である高麗人参が入っているので、気の巡りを取り戻します。また衛益顆粒により呼吸器を強化させ免疫力を安定させ皮膚を正常に導きます。  紅沙棘は、やせた土地、寒冷地などの厳しい環境で育つ生命力の強いグミ科の植物サージからとれるわずかなオイル。  不飽和脂肪酸やビタミンE、ビタミンA、フラボノイドなどが豊富で、古来、『生命の果実』として知られ、美肌成分の宝庫。学名は“Hippophae”hippo=馬、phae=輝く 。古代ギリシャでは、『重病を患った馬でも沙棘(サージ)の林に放置しておくと、元気になる』という話が残されているようです。 皮脂膜を強化し保湿、さらに皮脂粘膜の炎症を抑え再生力を高め、いわゆる体質改善を目指すものとなります。何より、美しい紅色をしており、惹かれました。    外用として瑞花露(スイカロ)シリーズは中医学の考えに基づいて作られた保湿効果の高いスキンケア剤です。  ひどい炎症から落ち着いたところに、カサカサが残りちょっとした刺激でまたいつ再燃してもおかしくない状況に瑞花露クリームは染みこむようになじみ、かゆみもすっと消えるようです。    20年ほど前には、1センチ四方の小さな炎症。 皮膚科でアトピーであると診断を受けても、まさかとその場しのぎでやり過ごしてきたその炎症部位が今では10センチ四方のゴワゴワ部分。体質だと認めざるを得ません。    私が目指す日常は、平穏なアトピー性皮膚炎とのお付き合いすることです。    では、ファーマシーそまに入って、ぜひ瑞花露シリーズなどを見つけて下さいね。多様な皮膚症状によりそれぞれ中医学に基づいたものがご紹介できると思います。詳しいご相談、お待ちしております。     ☆ワクチンの種類の話☆                   兒玉眞理子   ワクチンは、病原体の特徴を前もって私たちの体の免疫システムに覚えさせ、その感染症に対する免疫をつけたり、強めたりするものです。   今すすんできている、新型コロナのワクチン接種ですが、新しい種類のワクチンであることは皆様ご存知と思います。   そもそも、どんな種類のワクチンがあるのでしょうか。  4種類の一般的なワクチン ①生ワクチン 発症しないように病原体を弱毒化する。BCG、はしか,風疹、水痘などのワクチン。 ②不活化ワクチン 死んだ病原体や病原体の一部(タンパクや多糖)を使用する。生ワクチンと比べると、得られる免疫が弱く、持続時間が短いと言った欠点があります。インフルエンザ、日本脳炎、ポリオなど。KMバイオロジクス東大医科研の新型コロナのワクチン。 ③組換えタンパク質ワクチン ウイルスの構造の一部(タンパク質)を培養細胞や酵母を使って生産し、そのタンパク質を使用します。B型肝炎、百日咳、破傷風など。サノフィ社、ノババックス社、塩野義製薬の新型コロナのワクチン。 ④ウイルス様粒子ワクチン 酵母などにウイルスの「殻」となるタンパク質だけを作らせ、遺伝子をもたない‘ウイルス’を使用します。    3種類の遺伝子ワクチン ①ウイルスベクターワクチン ヒトに対して病原性のない無害なウイルスベクター(運び手)に抗原タンパク質の遺伝子を組み込んだ、組換えウイルスを使用します。ウイルスとともに体内に運ばれた遺伝子からウイルスのタンパク質が作られ、免疫が獲得されます。アストラゼネカ社、ジョンソン&ジョンソン社の新型コロナのワクチン。 ②DNAワクチン ウイルスの遺伝子を含むDNAをそのまま直接投与し、体内でウイルスのタンパク質をつくらせます。アンジェス阪大・タカラバイオの新型コロナのワクチン。 ③RNAワクチン DNAからタンパク質が作られる過程で現れるRNAを投与することで、DNAワクチンと同じような効果が得られます。その中でも、新たに開発されたm-RNAワクチンは、DNAの中から、必要となる部分だけを写し取ったものです。このm-RNAの設計図通りにアミノ酸を繋げてタンパク質は作られます。読み終えられたm-RNAは分解され、消失するため、ワクチン接種ではウイルス本体は作られないので、発症する心配はありません。ファイザー社、モデルナ社、サノフィ社、第一三共・東大、の新型コロナのワクチン。 ☆コロナ禍による心身への影響☆                       兒玉眞理子    外出自粛や在宅勤務の機会が増え、コロナ禍は、生活習慣、仕事形態など私たちの日常に影響を及ぼしています。 *コロナ禍と運動 外出機会の減少に伴い、一日当たりの歩数も減少。3000歩未満という人の割合は、コロナ禍以前が15%だったのに対し、緊急事態宣言期間中は、30%に増加しました。 (2020年2月2日~7月11日) *コロナ禍とストレス 様々な職業でストレスを感じる人の割合が増えており、中でも専業主婦の70%がストレスを感じているそうです。 *コロナ禍と認知症 デイサービスなどの活動ができないことで、症状が進行した方がおられるとのこと。  運動不足より、エネルギー消費量が低下すると、高血圧、糖尿病や脂質異常症といった肥満関連病気のリスクが高まります。また、筋力の低下はロコモティブシンドロームやサルコペニアにつながると言われます。イチョウ葉エキス『GBE-24』は、微小循環を改善します。脳だけでなく、筋肉細胞への血流量を上げることにより、運動機能を向上させる可能性があると報告がされています。  ストレスは肩こり、目の疲れだけでなく、循環器・呼吸疾患のリスクを高めると言われます。過度のストレスは活性酸素の発生を促します。体内で発生した活性酸素を取り除く仕組みは元々備わっていますが、追いつかない時は老化や様々な病気の発症にかかわる主因になります。脳は特に酸化されやすいのに抗酸化システムが発達していない臓器なのです。活性酸素を増やさない対策としても、今こそ、抗酸化作用のあるイチョウ葉エキス『GBE-24』を摂りましょう。   ☆私のオススメの免疫力アップ☆                  藤本仁美    まだまだコロナ感染者の増減が繰り返されている中、少しずつワクチン接種を受けられる方の範囲や年齢や場所が増えてきて、安心する反面、色々な方面からの噂や見聞きした内容から、副反応などを心配されておられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。    実は、私もとても副反応を心配していた1人です。  しかし結局、『最低限出来ることは普段から自分の免疫力を高めておくことだ!!』、という結論に達しました。    普段からサプリメントやお薬を飲み慣れない・長続きしない私が、ワクチン接種の数週間前から真面目に免疫力を高めることを意識しました!!    いくつか服用してみましたが、毎日必ず欠かさず飲んでいたのが『夢三七』です。 1回5粒を1日2回服用してみました。 三七人参の効能として、 ◎止血(出血を止める効果) ◎散血(血流をよくする効果) ◎定痛(痛みを取り除く効果)◎消腫(腫れを取り去る効果) があると言われています。      『夢三七』には、滞った血液の流れを良くすることで、痛みを抑えたり軽減させたり取り除いたりする効果などがあることが分かりました。  そして、ワクチン接種後、無症状でした!!! 腕の痛み…発熱…倦怠感…なども全くありませんでした!!! 『夢三七』を毎日飲んでいたおかげだと思います!!!    私以外で『夢三七』を服用されていた方々にもお話を伺ってみました。 多少なりの副反応はあったようなので、私のようなケースは少ないのかもしれませんが、思っていたよりは副反応が少なかったそうです。 やはり…夢三七効果!? かもしれません!!    また、ファーマシ―そまのスタッフで『夢三七』に加え『清心丸』も服用していた人は、一度目の接種後に節々の痛みがでた為、症状がひどくなる前にと思って『霊黄参』を2カプセル服用してみたそうです。しばらくすると痛みも消えて、安心して眠れたと話していました。    これから接種を受ける方には勿論オススメしたいですが、日々の健康保持にもなりますので、接種を終えられている方でもオススメしたいです!  日々積み重なるコロナ疲れと、この夏の猛暑疲れの回復剤として、ぜひお試しください!

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ファーマシ―そま通信2021夏号

2021.06.18

ファーマシーそま通信 2021夏号 私たちのオススメ 〜気圧の変化と体調管理〜                  塩川りか  私は梅雨時の気圧の変化に弱いタイプなのです。 <毎年起こる症状 > ・なんとなく頭がふらつく(ひどいとめまい) ・いつもより喉が渇く ・足先が冷える ・加圧ソックスを履いていても足がだるい (恒例の対処法=やたら血流を促すマッサージを頑張る) <今年さらに増えた症状> ・体がだるくなる(倦怠感) ・朝や夕方に動悸??? ・自律神経のバランスを保てない ・眠りが浅い ・頭が腫れてる感じがする ・足がつる  今年はうまく乗り切ろうと自分なりに意識をして生活や食事に気を配っていたのに身体の反応に負けた感じで、ショックを受けて気分まで沈んでしまいました。  「そんな年齢になってきたと言うことよ!」と自分に言い聞かせるも、不安になり更に落ち込んだ次第です。 そこで、私が普段飲んでいる『夢三七』と『渡辺オイスター粒タイプ』にプラスするものを選び、試してみました。 『オイスターのディーバドリンク』→ 身体が軽くなり倦怠感が抜けて落ち込んだ気分が解消されました。 『能活精』 → 重かった頭がスーッと消えて軽くなり、頭が整理された感覚になりました。  どちらも即効性があり、一旦頭がリセットされた感覚で、現状から早く抜け出したかった私には満足度が高かったです。  気圧の変化により体調不良になったはずなのに気持ちがどんどん不安になることで状態を悪化させ、対応を見失っていたことに気づきました。  年齢や環境の変化、状態によりプラスするものを早めに相談、早めに対応することをお勧めします。  次に出てきそうな私の悩みは食欲減退です。とにかく暑さに弱いので、これを教訓に早めに対処したいと思います。 〜免疫老化!〜       兒玉眞理子   人間に限らず、動物も植物も生き物はそれぞれの特性に合わせて、ウイルスや細菌などの病原体を含めた「自分とは異なる異物」が体内に侵入することを防いだり、体内に侵入してしまった場合はそれを排除・駆逐して体を守る「生体防御機能」を複雑に張り巡らせて自分たちの体を外敵から守っています。  生体防御の第一段階では、皮膚が直接的に異物の侵入を防ぎます。皮膚はそれぞれの細胞がしっかりと結合しており、あたかも城壁のような役割を果たしています。  そのうえ、汗腺や皮脂腺からでる分泌物が細菌の繁殖を防ぎます。口から入ったものは口腔から食道を通って胃、小腸、大腸と通過して肛門から排出されます。  実は、鼻の穴の中や口腔、食道、胃や腸、さらには尿管や生殖管の中は生物学的には体の外です。鼻や口ではくしゃみや咳によって物理的に異物を排除するシステムや鼻水や唾液による殺菌能力が備わっています。胃では胃酸が病原体を殺菌します。  腸には1000種類100兆個とも推測される腸内細菌が住んでおり、侵入してきた病原体に対して、たとえば酢酸や乳酸といった代謝物を算出して病原体が感染症発症可能な個体数まで増殖できないようにしてくれます。  しかし、それでもこれらの防御機能を破って体内にウイルスや細菌などの病原体が侵入してしまった場合、それに対応してくれるのが「免疫」というシステムです。  以前にもお話しましたが、免疫システムは基本的に二つの仕組みから成り立っています。一つは「自然免疫」といって、常に体内を監視しながら病原体が侵入した場合、いち早く攻撃態勢を整える免疫機能で、初期段階の防衛線とも言えます。  もう一つは「獲得免疫」といって、高度な生命体のみが持っている免疫の上級システムです。特定の病原体に対して抗体を持つことができるのも、このシステムによるものです。ちなみに、体内で発生したガンなどに対して闘ってくれるのも同じ免疫細胞です。  皮膚などの第1防衛ラインを突破して入ってきた病原体に、まず、最初に反応するのが「自然免疫」です。ここで活躍するのが、単球や顆粒球、リンパ球といった白血球の仲間たちで、病原体を認識して排除したり、病原体を飲み込んで殺したり、より大きな病原体に対しては接触して攻撃したりしながら私たちの体を守ってくれます。  たとえば単球は血液から血管壁を通り抜けて組織細胞にはいるとマクロファージになったり、樹状細胞に変化して病原体を取り込み、その情報をT細胞(獲得免疫で活躍)に提示したりします。  顆粒球の一つである好中球は病原体と闘って膿となります。さらに自然免疫の中で攻撃の別部隊と言えるのがナチュラルキラー細胞(NK細胞)です。攻撃力はさほど強くありませんが、がん細胞に対しても免疫力を発揮することが出来ます。  そして最後の砦となる「獲得免疫」ではB細胞(Bリンパ球)やT細胞(Tリンパ球)が働きます。B細胞とT細胞は病原体を認識するとその種類を特定して抗体を作り出すことで免疫力を発揮します。このシステムは病原体が排除された後も免疫記憶として残り、次に同一(あるいは非常に似通った)病原体に遭遇するたびに強化される仕組みになっていて、より早く強力な攻撃が加えられるようになります。ワクチンはこの仕組みを使っています。  さて、この免疫力が落ちてきたら様々な病気になりやすくなりますし、病原体の感染にも対応しづらくなってきます。さらに、免疫力が非自己と自己を区別出来なくなり、関節リウマチなどの自己免疫疾患をより起こしやすくなります。  免疫力が落ちる理由にはいろいろな原因が考えられますが、何よりも大きな原因は加齢です。近年は老化にともなって免疫の応答が低下・劣化していくことが科学的にわかってきました。  自然免疫・獲得免疫システムともに、たくさんの細胞が関わっているのですが、免疫老化では、この中でも獲得免疫にかかわる細胞が影響を受けやすく、特にT細胞が大きな影響を受けることが分かっています。  一説によると獲得免疫の能力は20代頃がピークで、40代ではその半分に低下するとされています。  ほとんどの免疫細胞は造血幹細胞から分化して成熟していきます。ところが、T細胞はいったん骨髄から出て胸腺で成熟しその後分化します。実はこの胸腺が身体の中で一番早く老化が進み、思春期にはすでに萎縮が進行しています。  そのため、十分に成熟出来なかった前駆体から分化したT細胞はすでにその質が落ちてしまっていることが考えられます。また、B細胞や自然免疫の細胞たちも骨髄で分化していきますが、そもそも老化に伴って元の造血幹細胞自体も質が低下していますし、B細胞なども機能が低下した細胞となります。B細胞は抗原に対する抗体をつくるという大切な役割がありますが、機能が落ちたB細胞が作った抗体も機能の弱いものになります。同じ骨髄から分化した、他の免疫細胞も弱いものになります。  さて、ここまでお話したように、免疫の主役は免疫細胞たちです。免疫細胞が元気であれば免疫力が高いということになりそうです。ヒトの各細胞の中には、細胞の活動エネルギーを産生する「ミトコンドリア」という発電所のような器官があります。細胞がそれぞれの役目を発揮できるかは、このミトコンドリアがきちんと役目を果たせるかにかかっていると言っても過言ではありません。  加齢によって免疫細胞の能力が落ちてくるのは当然といえば当然ですが、「身体年齢」を若く保つことによって、免疫力を保つことは可能でしょう。それには、食と栄養、適度な運動、よい睡眠が基本ですが、コロナの重症化を防ぐと言われる『ALA』はミトコンドリアの機能をアップするので、今、オススメです。  ミトコンドリアのエネルギー産生の過程で必要なCoQ10(コエンザイムQ10)は、食事に含まれる量は少ないので、『アクトザイム』で補っても良いでしょう。また、特に脂質異常症の薬「スタチン」を服用している方は体内でのCoQ10の産生量が減るので、還元型CoQ10を補給されることをオススメします。  そして、『霊鹿参』『活命参』など鹿茸や鹿角を含む漢方薬、『瓊玉膏』などの補腎薬は生命力補填に最適です!! ~免疫力強化の基本はこれだ!!!~ 丸茂佳補子    新型コロナウイルスの感染が世界中に拡大し、一年以上が過ぎ、ワクチン接種の供給により、収束を願いますが、終息にはまだまだ目処が立たない状況を感じております。緊急事態宣言の中、買い物に行けない、リモートワーク、運動が出来ない、人と関わらない、家に篭る等、窮屈な生活はストレスが溜まる一方で知らずのうちに身体に異変が生じます。 そこで長期化に負けないように、ウイルスへの警戒を怠らず、予防するための「免疫力や抵抗力」を高めることが必要になります。 病気にならないため、病気になっても軽症で済むための大切なポイントは『健全な免疫力の維持』です。 ポイント1 ~食養生 消化器系全般の動きが衰えると、生命力を維持するエネルギーが不足し、免疫力が低下します。現代は飽食により糖質や脂質を過剰に摂取している傾向があり消化器系全般の負担が大きいと思います。栄養バランスの良い食事を心がけることが免疫力の強化に繋がります。 もしも胃腸が疲弊しているなと感じたら、脂質、糖質などの消化・分解を助けて、負担を軽くしてくれる『晶三仙』をオススメします。 ポイント2 ~睡眠養生 食養生が万全でも…夜更かしなど睡眠不足により免疫力は低下します。しかし睡眠時間が長いからと言って免疫力が強化されるわけではありません。寝た気がしない、身体の疲れがとれないなど解消されない方は『睡眠の質』を高めることが大切です。睡眠には「浅い睡眠」と「深い睡眠」があります。 「浅い睡眠」− 体は休んでいても脳が動いている状態。 「深い睡眠」− 体と脳どちらも休んでいる状態。 23時~4時頃までに「深い睡眠」状態になることが多いので、この時間帯にぐっすりと眠れなかった場合は脳が十分に休めてないことになり、その状態が長期間続くと、自律神経のバランスが崩れてしまいます。 自律神経が乱れると免疫力が低下する要因となってしまうので睡眠養生も必須です。 ストレスが強くて眠れない方は体力疲労+精神疲労に効く、抗酸化物質含有の牡蠣肉エキスの『ワタナベオイスター』をオススメします。 ポイント3 ~運動養生  運動は免疫力強化、代謝促進、生理および心理状態の調節効果があると言われています。体質改善と病気予防の為に自分の健康状態や、年齢、気温などに気を付けて無理のない程度に足踏み、ウォーキング、ラジオ体操など軽い運動から始めてみませんか。  季節柄、室外で運動をする場合、マスクをつけて行う際はくれぐれも熱中症に注意して下さい。  運動時には代謝促進の『キラリスALA』がオススメです。ALAはコロナウイルス感染の重症化を防ぐと言われています。  免疫力強化には食事、睡眠、運動のバランスが大切です。これからワクチン接種される方にも、免疫力強化を心がけ、万全の状態で接種され、健康が守られますようお祈り申し上げます。

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ファーマシ―そま通信2021春号

2021.03.03

ファーマシーそま通信 2021春号         私たちのオススメ   〜「精」を補っていつまでも元気に!!~                  下岡久子    75歳の女性です。2年前くらいから体調が優れず食事が終わっても食器を洗うことができない。歩いているとすぐに疲れる。  腰の痛み、膝の痛みがあり、買い物に行くのが辛い。手足が冷える。尿のトラブル もだんだんひどくなってきている。病院に行っても特別に悪いところはないと言われる。血圧が少し高いので血圧を下げるお薬だけもらっているとのこと。お薬をたくさん飲むのは嫌だと言われました。    老化は腎の働きの低下と関係が深いと言われます。そこで、鹿茸の入った『霊鹿参』を1日6カプセルと、ビタミン、アミノ酸、ミネラルの入った『レバコール』を飲んでいただくことにしました。  1か月経ったころ、足先が温まり、夜ゆっくり眠れる日が増えてきて、家の片付けも少しずつできるようになって来られました。尿のトラブルも少しずつ良くなってきているようです。  気持ちも前向きになって来られました。 「もう少し続けていきます。」とのお言葉をいただきました。    『霊鹿参』は、腎に存在する「精」つまり「生きていくためのエネルギー」を補います。年齢とともに減っていくので、そのエネルギーを穏やかに補ってくれる『霊鹿参』は抗老化の高貴薬です。    『レバコール』は吸収しやすいアミノ酸を主体とした栄養素補給薬です。  どうせなら長い人生を有意義に過ごしたいものですね。ぜひ、お役立てください!       ~現代人に必須のアイテム・生の青汁『プログリーン』~                                谷川美佐    青汁は健康に良い!と思っておられる方は多いと思います。しかし、商品の種類も多く、どれを選べばいいのか悩まれている方もおられるのではないでしょうか? そこで、当店で取り扱っている『プログリーン』をご紹介したいと思います。『プログリーン』は大麦若葉の青汁です。  大麦若葉には、食物繊維、ビタミンB1、C、K、鉄、代謝をサポートする酵素やクロロフィルなど様々な栄養素がバランスよく含まれています。   現代の食生活では、農薬、レトルト食品などの加工食品の摂取、市販の野菜の栄養価の低下など、多くの人が必須栄養素の不足状態に陥っている可能性があります。また、食品添加物などが体内に蓄積することで健康を害してしまう恐れもあります。『プログリーン』は、体に良いものを取り入れ、悪いものを体外に出すデトックス作用もあります。   プログリーンのここがすごい‼️      「生の青汁エキス」 [素材]大分県産、農薬を一切使用しない有機栽培された究極の大麦若葉「赤神力」の一番刈りの若葉のみ使用 [製法]スプレードライ製法  大麦若葉の繊維質は硬く体内で分解できないため、栄養素や有用成分を十分に消化吸収できません。また熱を加えることにより、大麦若葉本来の栄養素が損なわれてしまいます。プログリーンは、洗浄したのち、搾汁(繊維質を取り除く)し、スプレードライ(加熱せず粉末化)製法により私たちの体に大麦若葉の栄養素や有用成分を活性のまま効率よく消化吸収できるように作られています。 [クロロフィル(葉緑素)の高い溶出率]  プログリーンは鮮明な緑色をしています。  これは「生」であることに由来します。「生」であることに由来する特徴は、その鮮明な緑色と同時に酵素が活性状態で存在するこ とです。  また、植物の光合成に不可欠なクロロフィルは、ヒトに対しても有用な機能をもつことが知られています。「生」の青汁であるプログリーンは、クロロフィルの溶出試験でほぼ100%の溶出率を示しました。溶出率の高さは動物試験における体内吸収と相関関係があるので、とても重要なのです。   ≪<クロロフィルの作用>≫ ・血漿脂質および肝臓脂質の低下作用 ・食品に由来する突然変異原物質と結合することによる不活化作用 ・残留農薬の分解や食品に由来するダイオキシンなどの吸収阻害、排出促進作用   [自然免疫機能をアップ]  免疫システムにおいて重要なマクロファージは、病原体を貪食、消化し生体から排除するという感染防御において非常に重要な役割を担っている細胞です 。マクロファージは活性化した際、一酸化窒素(NO)を産生して、それに伴い殺菌能力が上昇します。『プログリーン』を一定期間経口投与したマウスの実験により、マクロファージのNO産生機能を亢進させることを確認しています。その結果により、自然免疫機能を高める効果があると考えられます。  その他にも、抗腫瘍作用、抗炎症作用、抗血栓作用、血管保護作用、高コレステロール血症に対する効果など、さまざまな有用性が期待できます。      おいしくないイメージのある青汁ですが『プログリーン』、は飲みやすいと評判です。日々の健康維持はもちろん、生活習慣病の予防、美容(肌荒れにも好評)やダイエ ットにも、ぜひ、生の青汁エキス 『プログリーン』をお試しください。   〜大麦若葉エキスに関する研究〜   ☆大麦若葉青汁粉末の免疫機能に及ぼす影響について(京都教育大生命科学、日本薬品開発) 先に述べたように、マクロファージは病原体を貪食・消化し、生体から排除するという、感染防御において非常に重要な役割を担っている細胞である。 3か月令のマウスに1か月間または2か月間、青汁粉末を経口投与したところ、腹腔マクロファージのNO産生機能が亢進した。その結果、青汁粉末は自然免疫力を高めると考えられる。 ☆クロロフィルの溶出について  植物の光合成に不可欠なクロロフィルおよびその誘導体(葉緑素)は、ヒトに対して有用な機能を持つことが古くから報告されている。  抗アナフィラキシー作用、変異原物質と複合体を形成して不活性化すること、血清コレステロールの低下作用、ダイオキシン類の排出作用などが知られている。ラットにコレステロールを添加した飼料にクロロフィルを添加し3週間飼育したところ、クロロフィル混合物による血漿脂質および肝臓脂質の低下が見られた。  摂取されたクロロフィルの一部は食事と共に消化管から吸収され、肝臓脂質の低下作用を示すと考えられる。  したがってクロロフィルを効率よく吸収できることがカギとなる。『プログリーン』の大麦若葉エキスはクロロフィル溶出試験で、ほぼ100%の溶出率を示す。(試験に用いた他社の大麦若葉粉砕末は30~40%) 他の多くの有用成分も同じ傾向を有すると示唆される。   ☆抗血栓作用および血管保護作用について(日本薬品開発、東京理科大学薬学部)  血栓ができるように薬(ADP)を投与したゴールデンハムスターに大麦若葉エキス末を経口投与したところ、血栓成長速度は有意に抑制された。  毛細血管で血液が漏れるようにヒスタミンを投与した動物に大麦若葉エキス末を経口投与したところ、毛細血管の周囲の点状出血は抑制された。  大麦若葉エキス末は循環器疾患の予防に対して抗酸化活性物質とともに重要な位置を占めるものである。 ~歯周病が原因で起きる病気~   ★ 歯周病は認知症の原因になる!!  アルツハイマー型認知症はすべての認知症の約67%を占める疾患です。「アミロイドβ」をはじめとした異常なタンパク質が脳に蓄積し、その結果神経細胞が死んでしまい、認知機能が低下します。  アミロイドβが蓄積する直接的な原因については長年にわたって不明とされていました。しかし2017年に九州大学と北京理工大学の研究チームは歯周病菌である「ジンジバリス菌」によって「アミロイドβ」が蓄積することを、マウスを使った実験で発見しています。    研究チームは、3週間をかけてマウスの腹部に歯周病菌を投与し、感染させました。「正常なマウス」と「歯周病菌に感染したマウス」を比較すると、「歯周病菌に感染したマウス」はアミロイドβを脳内に運ぶ受容体(タンパク質)が約2倍に増加し、脳細胞内のアミロイドβ蓄積量は約10倍になったことが判明しました。また、実際の記憶力を計測しても、低下が認められました。  チームの武洲教授は「歯周病菌によってアミロイドβが脳に蓄積することを加速させてしまうことが明らかになった。歯周病の治療や予防で、認知症の発症や進行を遅らせることができる可能性がある」と話しています。    歯周病の一番の原因は、口の中にいる細菌が歯の表面にくっついて増えてしまうことです(デンタルプラークといいます)。デンタルプラークは半日もあれば増殖するそうです。プラークは細菌の塊なので、歯や歯肉の表面に長い間付着していると、虫歯や歯周病を引き起こします。    そこで、オススメしたいのが『サンクロン』と『プロバイオティクスK12』と『びならくとS』です。  『サンクロン』は信州で収穫した笹のエキスで、殺菌作用や傷の修復作用があります。寝る前のうがい服用やサンクロンを薄めた水を持ち歩き、しょっちゅう飲むことで歯茎の状態が改善している方がいらっしゃいます。  『K12』はお口の乳酸菌です。寝る前に1粒口中で溶かすだけで、善玉菌で悪い菌の繁殖を抑えようというものです。これも実際に歯茎の状態が良くなったというお声を聞いています。  『びならくとS』の主成分「ラクトフェリン」は唾液成分のひとつであり、抗菌力があり、悪玉菌の増殖を抑える働きがあります。服用と同時に「うがい」の併用をおススメします。ラクトフェリン顆粒を水とともに口に含み、うがいの要領で30~60秒間、口中を往復させた後、飲み下す作業を5~7日間続けると、歯周病の炎症および浮腫などの症状が明らかに改善したそうです。(歯科医師 臨床研究)  

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ファーマシ―そま通信2021冬号

2021.01.28

ファーマシーそま通信 2021冬号       私たちのオススメ ~森下竜一先生(大阪大学大学院医学系研究科    臨床遺伝子治療学講座教授)の講義より~                      兒玉眞理子  新型コロナウイルスのやっかいな点は、SARSやMARSより致死率は低いものの、症状が軽く、感染してもわからず動き回る人が多いということ。  また、一番感染させやすいのは発症の0.7日前。ウイルス量は発症時が一番多く、あとは21日目くらいまで直線的に低下します。つまり、症状が出る前にうつしているのです。ちなみに普通の季節性インフルエンザは90%発症後にうつります。  新型コロナウイルスはACE2という受容体から侵入します。以前、ACE2が気管支や肺に多いとお伝えしましたが、舌にも多いそうです。だから、マスクを外しておしゃべりすると感染リスクが上がるのです。 予防するには・・・ ⭐2メートル他の人から離れる(飛沫感染予防) ⭐石鹸と水で20秒以上洗う、又は70%以上のアルコールを塗布する(接触感染予防) ⭐マスクの防御効果(東京大学医科学研究所、空気伝播に対しての研究2020.10.21)   ウイルスを持っている人    ウイルスを持っていない人    吸い込みの危険   マスクなし   ――(50cm)―→マスクなし          100%とすると      マスクなし  ――(50cm)―→マスクあり          50~53%(外科用マスク)                                63~83%(布マスク)      マスクあり  ――(50cm)―→マスクなし        27~42%(外科用マスク)                                          24~43%(布マスク)    マスクは吸い込み量を抑えるより、対面する人への暴露量を減らす効果が、高いです。さらに両方の人にマスクをさせると、相乗効果のあることがわかりました。  もちろん、距離が遠くなると吸い込みの危険率は下がります。 症状は・・・ 感染        発病    かぜ症状     呼吸困難・咳・痰     2〜14日        〜7日      7〜10日      10日以降〜    (平均5日)   ➡            ➡         ➡           8割軽症        20%肺炎憎悪し入院   2〜3%致命的  日本人の感染率・死亡率は欧米人と差がありません。  ウイルスは変異するので、武漢型は今ほとんどなく、日本で多いのは3月に入ったヨーロッパ型です。ウイルスのトゲが変異するとワクチンが効かないのではないかと思われるかもしれませんが、森下先生によれば、効かないほどの変異はないので、ワクチンは効くそうです。 〜感動の毎日!マスク生活の救世主☆オーパーリバース♡!                   藤本仁美  今や生活の一部となっているマスク。  コロナウイルス対策としてはもちろん、インフルエンザ予防や風邪予防、そして徐々に始まって来ている花粉症の対策としてなど、ますます手放せなくなります。  マスクといえば、付けていると肌を守ってくれそうなイメージがありませんか? 私はそう思っていました。  実際は肌荒れの原因になることもあるのです。長時間のマスク着用による肌荒れに悩まされている人が増加中です。 ニキビや赤みや痒みの他に乾燥も気になる方も増えています。  肌荒れの原因には、『マスクの着脱を繰り返すことでの摩擦』と『マスク着脱による温度や湿度変化の影響』があるようです。  マスクを付けたり外したりすることで肌に摩擦が起き、その刺激により角質が剥がれやすくなりバリア機能が低下して肌荒れが起き、肌の潤いが蒸散してしまった結果、ダメージを受けやすいデリケートな状態になってしまうのです。  また、マスクの内と外の急激な温度差によって肌のバリア機能や保湿力が乱れて肌荒れに繋がったりもします。マスクの内側は呼気によって湿度が高くなり、ニキビや赤みの原因にもなる雑菌が繁殖しやすい環境にもなります。 この秋冬、私もそんなお肌トラブルに悩んでいた一人です。 マスクをしているから分からないだろう・・・と思いながらも、今までと変わらずのお手入れは欠かさずしていました。  けれどもお肌はカサついてきているように感じられる時期がありました。  数年前まで、オイリー肌と乾燥肌の両方で悩まされていた私を救ってくれたのは『シェルクルールの化粧品』でした。   その頃は「これ、とってもいいよ~!」と勧められたけれど、「オイリー肌の私にはなぁ・・・」と数回使用しただけで使うこともなくドレッサーにしまい込んでいたお品。    しかし!!フッとそのことを思い出し取り出してみたのです!  それが、『シェルクルールのオーパーリバース』です!!! シェルクルール化粧品の特徴は ・肌の悩みや体調の変化に合わせ肌そのもののバリア機能UPしてくれる ・全て天然成分とバイオ成分を中心とし、アレルギーを誘発する可能性のある素材を極力控えて製造した、素肌を生かすスキンケア化粧品 オーパーリバースは ・高濃度スクワランをベースに添加物を一切使用しない安全性高いオイル ・高純度でエモリエント効果が高く、肌荒れや乾燥を防ぎ皮脂膜を強化する ・シミやシワ、老化回復にも効果的 ・抗酸化作用がある ・お手入れに組み込む事で代謝促進、毛穴の酸化した脂の浄化作用がある ・刺激がなく、吸収がよい  いつもの朝晩のお手入れに、この『オーパーリバース』を追加したのです。 みるみるうちに!プニプニ肌に変化しました!!そして数ヶ月の間毎日使い続けた結果、モチモチ肌になっています。  私の生活の中に、マスク同様に欠かせないものの一つに『オーパーリバース』が加わりました!    まだまだ続きそうなマスク生活。せっかくなら、マスクをしていても肌荒れしにくい健やかな肌をつくり、快適に毎日を過ごせるようにしたいものです。  お肌が悲鳴をあげる前に、『オーパーリバース』を是非是非お試しいただきたいです!!             〜抗菌って何?〜                 塩川りか  調べるきっかけになったのは、不織布マスクに被れる私は竹原料100%で作られたマスクをしていることが気になったからです。  使用している竹素材マスクには静菌性と書かれています。 これでも心配ないのか? 抗菌って? どのような意味を持つのか!  菌に関する言葉で商品に使われているものは、以下の 「殺菌」「滅菌」「除菌」「静菌」などがあり、これらはほぼ次のような意味で使われているようです。 「殺菌」・・・微生物を殺すこと 「除菌」・・・洗浄などの方法で、その物から微生物を取り除くこと 「滅菌」・・・全ての微生物を完全に死滅または除去させ、無菌状態にすること 「静菌」・・・微生物の増殖を抑えること        においの発生やぬめり、黒ずみを防止する  よって抗菌とは、微生物の発生、生育、増殖を抑制することをいい、細菌のみを対象とする。菌に対抗する!と言う意味で上記のことばの意味もすべて含んで広い範囲で使われている。 しかし、はっきりとした定義があるわけではない。          (国民生活センター/経済産業省の白書より)  確かに私が使用している竹素材のマスクは、口臭が気にならない!  この点では原料の効果が保たれていると知って安心しました。  抗菌に対する分類や意味を知っておくと便利だと思います。                     

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ファーマシーそま通信2020年末号

2020.12.31

ファーマシーそま通信 2020年末号                      私たちのオススメ     ~『キラリスALA-ON』でリラックス!!~                    新見祥恵    すでにご愛用くださっている方も多い『キラリスALA』ですが、新しく『キラリスALA -ON』が加わったのをご存知ですか?   『キラリスALA』は体内のミトコンドリアを元気にすることで疲れをとり、お肌に潤いを与え、冷えを改善します。その『キラリスALA』」に今話題のテアニンが配合されたのが『キラリスALA -ON』です。    テアニンは緑茶に含まれる旨味成分のアミノ酸の一つです。お茶を飲むとホッとしますが、この‘ホッ’はテアニンのおかげなのです。テアニンには自律神経をリラックスさせる働きがあると言われています。   疲れてるな、集中できていないなと感じたら『キラリスALA -ON』をお試しください。    リラックスしていないと集中力も上がりません。実は私、一時期眠りが浅くちょっとした読み物の内容ですら頭に入ってこないことがあったのですが、そんな時に『キラリスALA -ON』に出会い効果を実感した一人です。1週間ほど飲んだころ「そういえば少し眠れてるかな」「集中力が戻ってきたかな」と感じたのです。柑橘系の味で飲みやすかったのも続けられた理由だと思います。それ以来、ちょっと疲れて気持ちが昂ぶってるなと感じたら飲むようにしています。    ALAとテアニンの相乗効果が集中力・睡眠の質向上を助けます。早めの対応で健やかな毎日を送りましょう。         〜コロナ禍で更年期が重くなる!!〜                         丸茂佳補子    2 人に 1 人が「コロナ禍により更年期による不快症状が重くなった」という記事が目に入りました。  お店でも「何だかしんどい、辛い、コロナのせいかな。」とのご相談も多くあります。  女性更年期症状は、ホットフラッシュ(ほてり・のぼせ・発汗)、冷え、動悸、頭痛、めまい、息切れ、肩こり、腰痛、イライラ、不眠、倦怠感、疲れやすい、うつ、頻尿など多岐にわたります。  女性ホルモン値が下がる生物学的要因に加えて、 仕事の責任が重くなる、家庭環境や介護など重なる環境的な要因、ついつい頑張ってしまう本人の性格的な要因があります。このような要因が合わさって、さらにコロナによるストレスが更年期症状に拍車をかけてしまっているようです。  更年期への心構え、予防としては、バランスの良い食事・質の良い睡眠・適度な運動の規則正しい生活とリラックス!   しかし、コロナ禍の現状ではなかなか上手くいきません。  中医学では「未病先防」という考えがあり、「未病」とは病気ではないけれど、何か体に不調、気持ちに不安が出てきている状態です。 「未病先防(予防医学)」とは、養生法により、病気が発症する前に体質を見ながら対応し、体のあちこちで起こる不調や悩みが病気に確定してしまわないよう、病気にかかりにくい体質を作り、未然に防ぐという考え方で、まさに「転ばぬ先の杖」です。 更年期は女性の一生の中で誰しも通る道。その症状は人によりさまざま。通らなければいけない道をできるだけ気持ち良く過ごせるように事前に防いだり、和らげるよう「未病先防」の考えが、穏やかに更年期を乗り越えることに繋がる事と思います。  「いろいろな杖」ご相談ください。   〈女性の体は「7年」の倍数で変化があるという中医学の考え方〉 7歳 腎が盛んになり、永久歯が生える 14歳 腎がさらに盛んになり、月経が始まる 21歳 腎は充実し、身長が伸びきり、妊娠しやすくなる 28歳 腎が最も充実し、体や生殖機能のピーク 35歳 腎が徐々に衰えはじめ、妊娠力が低下 42歳 腎の衰えが顕著になり、女性ホルモンの分泌が減少 49歳 閉経を迎え、女性ホルモンの分泌が激減し、更年期症状が現れる 56歳 老化へと向かい、腰痛、動脈硬化、排尿トラブルなど ・「腎」の衰え…生殖や成長、発育、ホルモンの分泌に多く関わる     〜マスク生活〜          上川麻子     マスク着用が日常的なものとなってから、1年近く経とうとしています。  感染症がなかなか収まらない中、マスクなしの生活に戻るのはまだ先のことでしょうか。当初は手に入りにくく、貴重で高価な品でしたが、現在は多種多様、素材も様々に工夫されたマスクを気軽に手に取れるようになりました。ファッションセンスあふれる個性的・おしゃれなマスクに、思わず見とれることも…。  普段の生活で使用している「家庭用マスク」は、ガーゼや不織布が主な素材で、「保温・保湿」が基本的な目的ですが、  フィルターの目の大きさにより、花粉用、風邪・ウィルス 対策用(BFE(約3㎛)、VFE(約1.7㎛))、PM2・5対策 用(PFE(約0.1㎛))と、用途が分かれます。    通常の布マスクは唾飛沫は確実に飛ばさないので、予防よりも“うつさない”効果が期待されているようです。布マスク、不織布マスクどちらを着用するにしても、ルール(マスクを着けた後は触らない・着用前後に手洗い・うがいをする)を守り、マスク生活を楽しめることができたら良いなと思います。    私たちのお店には、抗菌作用のある麻ヘンプマスクをはじめ、抗菌・抗ウイルス加工マスク、個性的な手作りマスク等、肌触り良く高機能な布マスクが揃っております。もちろん、全国マスク工業会の基準を満たしたウィルス対策用マスクも種々ご用意しておりますので、コロナ、インフルエンザ、風邪予防のためにも、ぜひご覧ください。気持ちが上がる、お気に入りの一枚が見つかりますように…。     〜なぜゴースト血管が悪いのか?〜                  兒玉眞理子     ―大阪大学微生物研究所 情報伝達分野 教授 高倉伸幸氏のお話より―    人は血管で出来ていると言ってもいいくらい、血管は体中すみずみまで張り巡らされています。すべて繋げると10万㎞(諸説あり)ともいわれ、そのうち95~99%が毛細血管です。毛細血管は先端の動脈と静脈のつなぎ目の細い血管で、他の太い血管とは少々異なる構造をしています。血管壁は少し隙間のある構造で、血管の内圧が組織の内圧より高いため、酸素や栄養や薬剤が血管から自由に外へ拡散し、組織に運ばれるのです。毛細血管の壁である血管内皮細胞はとても弱いのですが、外側をペリサイト(血管壁細胞)が覆い、毛細血管を守っています。  ゴースト血管の研究の始まりは腫瘍でした。腫瘍内の毛細血管はペリサイトが少なく、壊れていて、ゴースト血管化しています。血管同士がうまく繋がっておらず、酸素が運ばれないので、腫瘍内は酸素不足で、正常細胞は死んでしまいます。また、抗がん剤などの薬剤も腫瘍内に入っていくことができません。  でもこうしたゴースト血管化は加齢でも起きてきます。毛細血管を見ることができる顕微鏡で観察すると、小さな子供は真っ直ぐな毛細血管がきれいに並んでいますが、大人では、ねじれたり、団子状になったり、一部が太くなったり、本数が減ったりしていることが多いです。  正常な血管は内皮細胞の周囲をペリサイトが裏打ちして血管の断面はきれいな円形の内腔を保ちます。しかし、加齢に伴ってペリサイトが内皮細胞から剥がれたり、細胞数が減少することで、きれいな円形の内腔ではなくなります。それで、見た目 も真っ直ぐな血管では無くなるのですね。  弱くなった血管壁からは漏れがおこり、その先には血液などが到達しなくなります。慢性的な血管の漏れやすさ(血管透過性の亢進)は、むくみの原因となり、組織に酸素・栄養が運搬されず、薬も到達しません。そして血管自身も死んでいきます。  血管透過性の亢進は、次のような病気も引き起こします。 加齢黄斑変性症・・・眼底で新生血管(ペリサイトが少ない)から血液が漏れる。 骨粗鬆症・・・骨の形成にも血管からの酸素・栄養が必要なので、骨が弱くなる。 認知症・・・血流が悪いと毒素(アミロイドβ)が溜まる。神経細胞が死ぬ。 新型コロナウイルス・・・傷ついた血管を修復しようとして 「ACE2」というレセプター(入口)が血管壁に現れるのですが、厄介なことにウイルスがその入り口を発見して侵入してくるのです。新型コロナウイルスに対して高齢者や持病のある人が重症化しやすい理由は、血管が傷ついているところにあったのです。  血管の健康を保つには生活習慣病を予防するのが一番です。   高い血糖値・中性脂肪、糖とタンパク質の結合した‘こげ’(AGE)➡活性酸素誘導   運動不足➡そもそも血流が悪い   緊張状態が続く➡筋性動脈がしまって血流が悪い  バランスのとれた食事、適度な運動、質の良い睡眠が大事です。ルイボスティーはペリサイトの貼り付きを少し良くする可能性があるそうです。  そして、『GBE-24』『冠心調血飲』『冠元顆粒』『坂本のくろず』『夢三七』『霊黄参』など、日頃より活用して、血管の老化防止、ウイルス感染防止に是非お役立てください。

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