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ファーマシーそま通信2018冬号
2018.01.19
ファーマシーそま通信 2018冬号 私たちのオススメ ~ ホント! 夫の頭髪が増えました!!! ~ 下岡久子 私の主人のことです。3年ぐらい前だったと思いますが、頭の後ろの髪が丸く大きく薄くなって来ました。それに、前の額も生え際が上に上がって来ました。男性型脱毛の形です。年齢とは言え、やっぱり気になるものです。「何かいいものはないかなー」と思っていたところ、丁度、ヒノキ肌粧品を取り扱い始めたので、その中から『ハイブリッドトニック』と『マイルドヘアソープ』を選んで使ってみました。 『マイルドヘアソープ』の特徴 石鹸系シャンプー 生分解性が良く皮膚に残らないので、頭皮や肌トラブルを防ぐ。 抜け毛、ハリ、コシ、脂性、ニキビが気になる方にオススメ。 『ハイブリッドトニック』の特徴 頭皮と毛髪の両方に使える泡状トニック 育毛効果に加え、紫外線から守る効果がある。 日中の髪用日焼け止めとしても使える。 使って3年目になりますが、後頭部の髪の薄さが気にならなくなりました。さらに額の生え際にもフワフワした柔らかい毛が生えて来ていた上に、近頃は、しっかりした張りのある毛髪になっています。 散髪屋さんからも「髪が多いですね。」と言ってもらいました! 薄毛にお悩みの皆さま、是非お試しになって下さい!!! 〜板藍茶で風邪予防~ 藤本仁美 『板藍茶』は中国では定番の風邪対策茶です。免疫力を高める漢方薬です。(成分の関係で日本では食品扱いになっています。)他の漢方薬と比べてとても飲みやすく、子供でも無理なく飲めるものです。 今シーズン、我が家では子供と一緒におやつタイムや夕食後や寝る前に『板藍茶』を飲んで、インフルエンザ予防対策の一つにしています。 お陰様で周りがインフルエンザでも、うちの子供達はまだ感染していません。 私の母は注射が苦手で、今シーズンはインフルエンザ予防接種をしていないと聞きました。日頃から色々とお世話になっているので、『板藍茶』をプレゼントしました。 子供たちは「おばあちゃんも一緒のお茶を飲んでるんだよね! 嬉しいね〜! 美味しいからね〜!」と言って喜んでいます。 母は、コーヒーでほっこりしていた時間を『板藍茶』に変えて毎日飲んでくれています。また、喉が痛み出した時などに飲むと、次の日には治っていることもあるそうです。『板藍茶』はインフルエンザだけでなく、風邪のウイルス全般にも効果があるということです。 親子3代で『板藍茶』を飲んで、「この冬はみんなで風邪知らず!」で乗り切ろうと思っています。 また、この『板藍茶』は幅広い抗菌作用も持っており、皮膚疾患にも効果があるそうです。ニキビが化膿しそうなとき、口内炎にも使えますよ。 『お肌の老化ケア、始めてみませんか?』〜 塩川やよい 冬の乾燥や、日々の紫外線は、お肌の老化につながります。 普段お風呂上がりにすぐ化粧水を塗らないと肌のつっぱりや、ゴワゴワを感じる方は乾燥による老化の始まりのサインです。肌のつっぱりは、肌ストレスを増やし、かぶれや湿疹、アレルギーによる肌トラブルの原因にもなってしまいます。 また、紫外線は、くすみやたるみ、シワ・シミなどの光老化を引き起こします。他にも、年齢とともに細胞の酸化が起こり、コラーゲンやエラスチンが低下し、肌の老化につながります。 老化をケアするために、お肌の普段のお手入れを見直してみませんか。 前回に引き続き、そま薬局で取り扱っている化粧品、『シェルクルール』を紹介させていただきます。 乾燥や光老化でバリア機能が低下して、かゆみやガサガサになってしまった肌でも刺激なく使える、敏感肌ラインの基礎化粧品です。赤ちゃんでも使えるくらい優しく、生薬(漢方エキス)なども配合されています。また、合成色素、香料、鉱物油、界面活性剤などのアレルギー要因原料を一切していないのが特徴です。 私は、年中乾燥肌でアレルギー持ちのため、症状が酷いときには肌のつっぱり感や、鼻や口周りに粉をふいたり、皮がむけることもありました。また月経の周期で、生理前はニキビができる体質でしたが、シェルクルールを使い始めてから乾燥やニキビに悩まされることが少なくなくなり、本来の自分の素肌に近づいているようで嬉しいです。 どの商品もとてもおすすめですが、 まだお使いになったことのない方には、『ベーシッククリーム』(クレンジング) と『ファインベースUV』が特におすすめです。 『ベーシッククリーム』(クレンジング)はシェルクルールイチ押しのクレンジングでお肌の立て直しに最適です。 『ファインベースUV』は、SPF48、PA++++で紫外線吸収剤は使用していません。 うるおい・ハリ・弾力保持、シワの改善や美白効果があります。 肌の修復作用やバリア機能が高いため、花粉症予防対策にも向いています。 肌色のクリームですが、色素が入っていないため、その人の肌色になじむカラーチェンジ効果があり、メイクをしない日でも年間を通しての使用をおすすめします。 店頭でご購入の際は、ちょっとした使い方のコツなどもアドバイスさせていただきます。まだまだ寒い日が続きますが、日差しはすっかり春なのでぜひお試しください。 ファーマシーそま健康講座(H29年10月20日(金)開催) 『脳からの健康—気分の良い毎日のために』より抜粋 兒玉眞理子 1.現代日本の健康状態 平均寿命と健康寿命の差つまり何らかの介護を必要とする期間は、女性は12.68年、男性は9.13年(平成22年)で、今も縮まる様子はありません。 2.介護される原因 ほとんどが認知症・脳卒中・関節疾患・骨折・転倒で、女性の場合は脳と筋肉が衰えないようにすれば、60%は介護から遠ざかることができます。 また、外出しない習慣と将来要介護になる率とは関連があると言われています。 3.生活環境の激変が体へ影響している 明るい照明→目と脳への強い刺激が起きる。網膜・脳に活性酸素が発生している。 携帯電話→常時管理される。仕事量が増える。 移動手段の発達→極端な業務移動の日常化によるストレス 自動車の保有台数の増加・エレベーターなどの発達→筋力の低下・体温の低下(1度下がると基礎代謝が12%下がる。) 4.生活環境の変化により活性酸素が大量発生 過剰な活性酸素が体を傷つけます。それを消すのに今まではビタミンCやビタミンEで十分だったけれど、生活環境が変化したことにより大量の活性酸素ができてしまい、今までの栄養素だけでは追いつかなくなってしまいました。 そこで、脳を守る強力な栄養素が必要になるのです。 脳を守る抗酸化物質『GBE24』 GBE-24はドイツのシュワーべ社のイチョウ葉エキスを使っています。 このエキスは栽培したイチョウの葉から抽出し、有毒な物質を取り除き、有効成分を年間を通じて一定に保っています。世界中で最上の品質とパフォーマンスを有しています。 他社の製品と比べて、認知活性作用を示唆する脳波が放出されます。 赤血球変形能を上げ、血液粘度を低下、血液が細かい血管を通りやすくなります。80歳は20歳と比べて、20%も脳血流量が減っているのです。 脳を守る基本の栄養素として毎日の摂取をオススメします!! もう一つの抗酸化物質『アクトザイム』 アクトザイムは還元型コエンザイムQ10に葉酸とブドウ種子エキスを加え、細胞内のエネルギー産生、細胞障害防止などにより、血管強化・細胞賦活・老化予防・美肌を目指しています。イチョウ葉やオイスターとのセットで摂るのをオススメします。
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2017.12.31
ファーマシーそま通信 2017年末号 私たちのオススメ ~シミが消えた!! シェルクルールの美容液~ 塩川りか 私は、肌が弱いため、長年、様々な化粧品を試してきました。 二年ほど前、体調不良や花粉症が重なったせいか、目のまわりが腫れ、夜も眠れないほどのかゆみに襲われました。また、長年続く吹き出物にも悩まされていたため、皮膚科で治療をしていましたが、なかなか良くならず、ずっと悩んでいました。そのとき、シェルクルールをすすめられ、トライアルキットから始めてみました。私の肌には、刺激もなく、今までにない肌馴染みを感じられました。 今回はシェルクルールの勉強会に参加した時のお話と、私のお気に入りの商品を紹介したいと思います。 シェルクルールの製品は、アレルギーを誘発する可能性のある基材、一次刺激を発生させる原料を極力ひかえ、漢方生薬の天然成分とバイオ成分を中心に作られていて、安全性が高いです。 また、新成分のバイオ・セルが細胞レベルでお肌のトラブルに働きかけてくれます。シミ・ソバカス・根深い湿疹などのトラブルは、細胞内のDNAの突然変異から生じます。この突然変異は、老化や紫外線・ストレスなどさまざまな環境によって起こるものです。バイオ・セルは、DNAを修復し、自然治癒力を高めてくれます。 ❀ 私のお気に入り RA−ESI(美容液) ❀ 皮膚の老化防止に大きな役割をはたす細胞エネルギーATPは、老化により若いときの1/3に減少してしまうそうです。それを助けてくれるのがこの、アンチエイジング美容液です。 私は、肝斑だと診断され、1年以上トランサミンを飲んでいましたが、この美容液を1本使い終わる頃には、あれだけ気になっていた肝斑が薄くなっていました。また、メイクを落としたあとも、お肌のトーンアップを感じ、シワやくすみも解消されてきています。 今ではラインで使うようになり、他の悩みも解消されていくので、毎日のお手入れが楽しいです。最近は、寒くなり、お肌が乾燥する季節になってきたので、保湿を欠かさないようにしています。 お肌でなにかお悩みのある方はぜひ相談に来てください! 〜ビタミン・ミネラル不足の意外な落とし穴~ 塩川やよい 最近、患者さまの病状の経過や、服用されているお薬をみていて、改めてビタミンやミネラルの大切さを実感しました。 ビタミン・ミネラル不足は、加齢だけでなく、普段の食生活やストレスからも大きく影響を受けています。 よくある腰痛や関節痛、目の疲れ、肌荒れなどの原因は、ビタミン不足かもしれません。 先日、父が、仕事で重い荷物を運んだり、長時間の飛行機移動で腰痛が酷くなったと言っていました。普段から湿布を貼ったり、なにかしら自分で対応していたのであまり気にかけていなかったところ、朝起き上がるのもつらくて、ロキソニン(消炎鎮痛剤)を飲んでいるという話を聞き、驚きました。 ロキソニンは痛み止めとしては効果も速効性もありますが、長期的に服用する薬ではないため、試しにロキソニンを中止して、オキソピタンDXゴールドを朝・昼・夕2カプセルずつ飲んでもらいました。すると、翌朝からロキソニンなしでも起き上がれ、腰痛も思いのほか早く改善しました。また、体調も良くなり元気がでると喜んでくれました。 仕事柄パソコンに向かっている時間も多く、眼精疲労と肩こりもありましたが、それにも効果があると、あとから実感してくれたようです。 オキソピタンDXゴールド ・理研オキソレジン末(にんにく抽出成分・無臭):滋養強壮、ビタミンB1の効果を高め、関節痛・筋肉痛などの症状を緩和 ・コンドロイチン:消炎鎮痛効果、五十肩にも ・ビタミンB12:疲労物質が溜まり、硬くなった筋肉で圧迫され傷ついた神経の修復 ・ビタミンE:血行促進、抗酸化作用 ・ビタミンB1:肉体疲労、集中力の低下、手足のしびれの改善 ・ビタミンB2:三大栄養素をエネルギーに変換、粘膜や皮膚・髪・爪の再生、口内炎の予防 (他にも作用はありますが大まかに分類してみました。) 食事だけでは補いきれないビタミンやミネラルを医薬品や健康食品で補いつつ、運動や食事に気をつけ、風邪や寒い冬を元気に乗り越えていただきたいと思っております。たまには、身体も無理せず休ませてあげてくださいね。 ~葛根湯~ 谷川美佐 これから冬本番を迎えます。 気温が低いとき(夏でも発汗やクーラーで身体が冷えた時)保温に注意しなければ風邪を引いてしまいます。 風邪の原因になる寒さを寒邪と呼びます。 体が寒邪に襲われると悪寒がします。 悪寒とは、寒気を感じ、暖かくしても治らないことをいいます。 体表では、体を守ろうとする衛気(主に皮膚や粘膜に存在する免疫力のこと)と寒邪が戦うことにより発熱もおこりますが、初期は悪寒が重く発熱が軽い状態になります。毛穴は寒邪によって塞がれるために発汗もありません。 このような初期症状の段階で活躍するのが「葛根湯」です。 葛根湯は、葛根をはじめ7種類の生薬でつくられています。 服用すると、体表があたためられ、じんわり熱がこみあげてきます。それにより、寒邪を撃退します。 風邪をこじらせ長引くと体の調子を大きく崩してしまうことがあります。「風邪は万病のもと」ゾクゾクっときたらすぐに葛根湯。おうちの常備薬にぜひどうぞ。 ~ワタナベオイスター~ 土屋美里 今私は、3人の育児をしながら働かせていただいています。 末っ子はまだ夜泣きをするので、寝不足気味で仕事に行く日もあります。 寝不足と疲れで、からだが重かったり、頭痛やめまいがしたり、イライラする日もあります。 そんな時は、「ワタナベ活性型オイスター」を飲んでいます。 飲んでしばらくすると、重みを感じていたからだが自然に動くようになり、頭痛を忘れ、子供たちのわがままにも、笑って対応できるようになっています。 つい先日も、鼻水とからだのだるさがあり、風邪をひきそうだったのですが、オイスターを飲んで気分がすっきりしました。 最近は少しでも体調を崩しそうになると、すぐにオイスターに手が伸びます。今は本当に助けられています。 子供たちのためにも、母はいつでも元気でいたいと思います。 ~『響聲白龍散』~ 丸茂佳補子 日々寒さが深まり、喉の不調を感じる事が多い季節となりました。 暖房などで、室内の乾燥が増してくることも考えられます。 乾燥は喉に不快感を与えるだけでなく、身体が弱り、体調を崩しやすくなります。ケアする為にはまず「潤い」を与えることがとても大切です。 そんな時にオススメなのが新商品の『響聲白龍散』です。余甘子、銀耳、桔梗、真珠など喉に優しい植物素材配合の健康食品です。 また水なしでも飲める発泡顆粒で薄荷油の清涼感が喉の不快感をリフレッシュしてくれます。 また喉を駆使し、声枯れする方、のど飴が苦手な方にもオススメです。 そして…これからの忘年会、新年会のシーズン、カラオケの前に一包! 美声を響かせてはいかがでしょうか。 『響聲白龍散』はこんなときに…… ・喉の違和感に ・朝起きて口内が気持ち悪い時に ・食事や喫煙のあと口内をスッキリさせたい時に ・運転中の眠気覚ましに ・冷暖房による乾燥に ・風邪かな?と思ったら ・カラオケ前に
続きを読むファーマシーそま通信 2017盛夏号 後半
2017.09.12
☆高脂肪食が腸内フローラを変化させる。 これまでの研究により、高脂肪食が腸内フローラを変化させ、その結果、変化したフローラが疾病や健康状態に悪影響を及ぼしていることは明らかです。 高脂肪食による腸内フローラの変化は、脂肪肝やメタボリックシンドロームの原因になりそうなことはこれまでも指摘されてきましたが、どうやらそれだけではすまないようです。 高脂肪食を与えられて育ったマウスの腸内フローラを、肥満でないマウスに便移植した結果、移植されたマウスは肥満になる前に、不安の増加、記憶障害、反復行動など複数の行動障害を示すようになりました。 その原因について調査したところ、腸管透過性や炎症マーカーの亢進、脳内の炎症反応の兆候もあり、その炎症が行動変化につながっているようです。 さらに高脂肪食という食事の種類だけでなく、食行動も腸内フローラに大きな影響があります。1日中高脂肪食を食べ続けているマウスは、腸内フローラが「肥満菌」に支配されてしまうことが報告されています。同じ高脂肪食でも、マウスが活動する夜だけ食べている群に比較して、昼夜によらず1日中自由にエサを食べる群では、腸内フローラの種類が減少し、「肥満菌」に占められることになるようです。 食事の内容も重要ですが、延々と食べ続けないことも大切と言えるかもしれません。 (資料1) ☆人工甘味料が腸内フローラを変化させる。 サッカリン、スクラロース、アスパルテームなどの人工甘味料についても、最近気になる報告があります。11週間にわたり、ヒトの推奨最大摂取量の人工甘味料をマウスの体重にあてはめた分量で摂取させ続けた結果、腸内フローラが変化し、マウスのグルコース負荷に対する反応が低下し、糖尿病の予備軍になる耐糖能異常が現れたというものです(Nature;2014) 人工甘味料が直接的に影響しているのではなく、腸内フローラの変化を介しているようで、腸内細菌を試験管内で人工甘味料を入れて培養し、その腸内細菌を、腸内細菌のいないマウスの腸に投与すると、血糖値を下げる反応が低下することも確認されています。(資料1) 血糖値を下げたい方は人工甘味料を使いがちですが、使っていると腸内細菌が変化し、かえって糖を処理する能力が落ちてしまう可能性があるようですね。 資料1「消化管は泣いています」京都府立医科大学付属病院 内藤裕二著 資料2「失われていく、我々の内なる細菌」 マーティン・J・ブレイザー著 ☆抗生物質の腸内細菌への影響 アメリカの子どもは2歳までに平均で3回、抗生物質の処方を受け、10歳までにその合計は平均で10回を超える。(資料2) 抗生物質を投与されたマウスでは、腸内フローラの減少や薬剤耐性微生物の増加だけでなく、宿主マウスの組織ミトコンドリアの遺伝子発現とその活性が阻害されていました。ミトコンドリアの機能低下はこれまでメタボリックシンドロームや糖尿病、肥満などとの因果関係が指摘されています。(資料1) 抗生物質を摂ると単に腸内細菌が死ぬだけでなく、筋肉などからだの中でエネルギーを作り出す、ミトコンドリアの元気がなくなるのですね。 ☆母の腸内細菌が子どもの脳に影響か (福井大学チーム;福井新聞ONLINE2016.01.21) 福井大学の研究チームは、腸内細菌が少ない母親から生まれた子どもに発達障害が現れる可能性があることを妊娠マウスの実験で示したと発表した。米オンライン科学誌プロスワンに論文が掲載される。 実験では、妊娠期の母マウスに、抗生物質を飲ませ、腸内細菌を減らしてバランスを乱し、その後生まれた子を観察した。 正常な母マウスから生まれた子と比べ、生後4週間で平均体重が約2グラム(12%)軽く、夜行性なのに暗闇での活動が低下し、広い空間では不安から壁沿いを移動するなどの異常が見られた。生後7~8週間でも低体重、壁沿いの移動の異常があった。 これとは別に、正常な母マウスから生まれた子を生後すぐ、腸内細菌を減らした母マウスに育てさせても生後4週間で暗闇での活動低下など異常が見られた。 逆に腸内細菌を減らした母マウスの子が、正常な母マウスに育てられると正常な行動を示したことから、出生後に脳の発達が影響を受けるとみられる。 母体の腸内環境悪化と子どもの脳の発達異常について関連性を示唆する内容で、仕組みの解明や予防につながる成果と、期待されるが、福井大の栃谷特命助教は「発達障害の原因はさまざまあり、母親の腸内細菌の減少、バランスの乱れはあくまでリスクの一つ。しかし妊娠、出産の時期に腸内環境を整えることはリスク軽減や予防につながる可能性がある」と説明した。 人の場合、産道を通るときから細菌を摂取し、腸管で腸内細菌を育む。産後も授乳などで母親の皮膚から細菌が入るという。ただ、脳の発達に腸内細菌がどう関与するかは不明で、研究チームは仕組みの解明をめざす。 これまで、生まれる子供さんがアレルギーにならないよう、妊娠中からお母さんの腸内フローラを良いものにしましょうとお伝えしてきましたが、脳の発達にも影響があるのですね。 当店のスタッフも妊娠中から乳酸菌『フェカリン』を摂り、今とってもキレイなお肌の赤ちゃんがすくすく育っています。
続きを読むファーマシーそま通信 2017盛夏号 前半
2017.08.20
腸内細菌に関する最近の研究 ☆うつ病患者の腸内細菌 国立精神・神経医療研究センター神経研究所とヤクルト本社を中心とする共同研究グループは、43人の大うつ病性障害者と57人の健常者の腸内細菌について、善玉菌であるビフィズス菌と乳酸桿菌の菌数を比較したところ、うつ病患者群は健常者群と比較して、ビフィズス菌の菌数が有意に低いこと、さらにビフィズス菌・乳酸桿菌ともに一定の菌数以下である人が有意に多いことを明らかにしました。この結果から、善玉菌が少ないとうつ病リスクが高まることが示唆されました。(Jourmal of Affective Disorders on line 2016,5,24 ) ☆腸から脳への情報伝達 腸内フローラ(腸内細菌群)から中枢への情報伝達機構は、現在もっともホットな研究領域であり、腸管神経細胞のTLR4受容体を介した神経活性化、短鎖脂肪酸によるEC細胞からのセロトニン分泌、炎症細胞応答、腸内細菌の分泌する種々の生理活性物質などの複雑な系の理解が進みつつあるようです。 有用菌によって産生される短鎖脂肪酸の中でも、とくに酪酸には、抗うつ作用や認知機能改善作用があるようで、盛んに研究されているようです。こういった基礎研究は、消化管環境を改善し、有用菌を増加させるライフスタイルが、ストレスに強い、うつになりにくい、認知機能を維持する機能につながる可能性を示すものであり、大変興味深い点です。(資料1) うつ的傾向があると思ったら、腸内細菌にも注意を向けてみてはいかがでしょうか。 ☆水溶性植物繊維は有用菌のエサとなって、腸内環境を変える この数年の研究結果に基づいて、「善玉菌」は、食物繊維を発酵させ、短鎖脂肪酸を生成し、その短鎖脂肪酸が局所における腸管粘膜細胞の生存や機能維持に利用されているだけでなく、腸管免疫にも影響しているようです。そして、門脈を介して吸収された短鎖脂肪酸は、骨髄、脳に作用することなども解明されてきています。 「食物繊維」はヒトの消化管では消化されずに、小腸を通過して大腸まで達する成分とされています。水に溶けないセルロースやリグニン、水に溶けるペクチンやアルギン酸、さらには消化されにくい性質(難消化性)を持ったでんぷん、デキストリン、オリゴ糖などの成分も含まれます。 食物繊維は、まず水と結合し、便の量を増加させます。便の量が増加することは良い便を作る第一歩であり、便秘の解消につながります。さらに、便の量が増えることには有害物質の希釈作用もあります。有害物質の排出を促進することで、がんの予防、さらにナトリウムの排泄が促進されることによって、血圧を下げる作用も期待できます。 もっとも重要なことは、食物繊維の発酵により生じた短鎖脂肪酸が大腸粘膜上皮の栄養源となることと、短鎖脂肪酸が生成されて腸内を酸性に保ち、有害菌の増殖を抑制することにあります。食物繊維の摂取は比較的短期間に腸内細菌を変化させるとされていて、血中の短鎖脂肪酸濃度も変化します。 この短鎖脂肪酸は、ヒトの大腸において食物繊維をエサとして腸内細菌が発酵することにより作り出されています。つまり、これまでヒトの健康増進に良いと考えられてきた水溶性食物繊維の機能の一部は、短鎖脂肪酸に関与していることが明らかになってきたわけです。 マウスなどでは、水溶性食物繊維摂取後に食欲が抑制される点について、腸内発酵で生成した短鎖脂肪酸である酢酸が脳に作用していることが報告されています。 ところが困ったことに日本人の食物繊維摂取量は年々減少しており、成人の1日あたりの摂取量は15g程度に低下しています。 1947年 27.4g → 2014年 14.2g(1日あたり)と減少し、 10代20代では10g前後と極めて少なくなっています。 食物繊維を多く含む食材としては、野菜、芋類、キノコ類、海藻類、豆類などがありますが、洋食の普及とともにこういった食材の摂取が減少しています。(資料1) 資料1 「消化管は泣いています」京都府立医科大学付属病院 内藤裕二著
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2017.06.21
ファーマシーそま通信 2017夏号 私たちのオススメ ☆梅くろず☆ 下岡久子 長いあいだ『坂元のくろず』を飲んでいただくようお話してまいりましたが、味に抵抗があると言われるお客様がおられます。そう思われるお客さま、一度『坂元のくろず』を使った「梅くろず」をお造りいただきたいとおもいます。 材料:坂元のくろず 1000ml 青梅 500g 氷砂糖 1㎏ 作り方:①青梅を一晩水に漬け、あく抜きをする。 ②青梅を洗って水を切り、ふきんで水気をよくふき取る。 ③へたを取り、つまようじやフォークなどで青梅を約20か所突く。 ④殺菌したガラス容器に坂元のくろず、青梅、氷砂糖を入れ、蓋をして1か月 ほど置く。 完成した「梅くろず」は炭酸水かお水で割ってお飲みください。 また、お料理にもお使いください。漬けた梅も美味しくお召し上がりいただけます。 『坂元のくろず』は細い血管の流れもよくなり、総コレステロール・血糖の数値を下げ、高血圧、心臓病や脳卒中を予防する効果があると言われています。くすりではないので、ご家族皆様でお飲みいただけるものです。 是非一度お試しになっていただけますように。 ☆『心脾顆粒』で頭スッキリ若返り!☆ 塩川やよい ●知らないうちにたまったストレス ●モヤモヤ脳の疲れ は、物忘れ・不眠・貧血の原因になります。 中医学ではそれを「心脾両虚」と言い、血を全身に巡らせる働きを持つ「心」と、消化吸収をつかさどり、気・血を生成する「脾」の両方が虚弱になった状態を表します。 ストレスや悩み、考えすぎなどで脳に過度な負担がかかると、心と脾に影響して機能が低下します。脾は現代医学の胃腸のあたりを指します。 脾が弱まる→心が弱まる→気が脳内に行かなくなる→うっかりした物忘れ・不眠などにつながる、というのが漢方的な考え方です。 □物忘れ □人の話を理解できない □くよくよしたり不安を感じやすい □眠りが浅い □眠れない □どきどきすることが多い □貧血 □汗をかきやすい □疲れやすい □食欲が落ちている □便秘または下痢気味 □アザができやすい □尿に血が混じることがある □便が黒っぽい □経血が多い 3つ以上当てはまると心脾両虚の可能性が高いです。 心脾顆粒に配合されている10種類の生薬は、心血を補って、精神・意識・思考を安定させると共に、胃腸機能を元気にして心脾両虚を改善してくれます。 実際服用している私の母は、長年、高齢の両親のお世話をし、心身共に疲れ果て、知らない間にストレスでいっぱいの身体になってしまいました。母は自分が元気でないと満足にお世話もできないなどと不安を感じたり、落ち込むようになりました。また、寝入りは悪くないものの1時間おきに目が覚めるなどの症状や、思考停止状態みたいと言っていたり、用事がはかどらない、食欲がないと訴えるようになり漢方相談の結果、心脾顆粒を飲み始めました。 服用して数日で頭のモヤモヤがスッキリに変わり、リラックス気分に導いてくれたと大喜びです。また睡眠においては、夜中に目は覚めるものの眠れる間隔が長くなり少しずつ改善されてきています。 年齢と共に、身体や心は変化していきます。女性の場合は閉経と共に大きく身体の変化を感じられる方もいます。体質だからと諦めず、今の自分に合った漢方と出会って欲しいと思います。 漢方薬を上手に使い身体のバランスを整え、生活を見直すことで、今後につなげていくことができます。正しく漢方薬を使うには正確な見立てが必要です。ひとりで悩まずに、是非ご相談ください。 ☆ 質の良い睡眠とれていますか?☆ 兒玉眞理子 ◎レム睡眠とノンレム睡眠 レム睡眠は眼球の運動を伴う浅い眠り。ノンレム睡眠は眼球の運動を伴わない深い眠りです。 ◎ノンレム睡眠の重要性 睡眠に関する研究では、深い眠りであるノンレム睡眠と、浅い眠りで夢を見る時間帯とされているレム睡眠を何回か繰り返して朝を迎えるとされており、睡眠の質という観点からは、一晩の間にどれだけ深い眠り(ノンレム睡眠)の時間帯があるかが重要とされています。 これは、深い眠りであるノンレム睡眠の時にのみ成長ホルモンが分泌されるためです。成長ホルモンというのは、子供の成長以外にも心肺機能や腎機能、免疫力、骨密度や性機能などからお肌の張りなどにも深く関与しており、ノンレム睡眠の質が悪いと、いくら長い時間寝ていても、成長ホルモンが十分に分泌されず、からだの疲れがとれないだけでなく、長期化すると全身の健康状態に様々な問題が起こりかねません。 因みに、特に入眠後、最初に訪れるノンレム睡眠が最も重要で、この時に一晩で分泌される成長ホルモンの70〜80%が分泌されるそうです。 また、精神的なストレスや自律神経の乱れで、この最初のノンレム睡眠の質が悪くなると、それ以降の睡眠の質も乱れて、深い眠りであるノンレム睡眠が減少し、半覚醒状態であるレム睡眠の時間帯が増えて、ちょっとした刺激で目が覚めたり、夢ばっかり見ていて、起きた後もスッキリしないばかりか、神経も過敏になってちょっとしたことがストレスに感じたりするようになって、そのことがさらなる睡眠リズムの乱れにつながりかねません。 また、近年の研究では、ノンレム睡眠時には記憶の定着(短期記憶をつかさどる海馬から前頭前皮質へ記憶が移る)が行われており、深い眠り(ノンレム睡眠)がないと脳の長期記憶に支障が生じることが明らかになっています。また、アメリカのロチェスター大学でのマウスの実験では、ノンレム睡眠時に脳細胞が縮んで脳細胞間の隙間が約60%も広がり、アミロイドβタンパク質などの老廃物を排出しやすくしていることもわかりました。 さらに、ワシントン大学による調査でも、睡眠の質の良い人ほど脳内のアミロイドβタンパク質の蓄積が少ないこともわかっており、ぐっすり眠ることは頭がスッキリするだけでなく、アルツハイマー病の予防につながる可能性があります。 いずれにせよ、ストレスの影響などで自律神経が乱れて正常な睡眠リズムが乱れている時に、睡眠薬のように神経を無理やり押さえつけるのでは、自然な睡眠のリズムにはなりません。麝香(じゃこう)が主役の『救心感應丸気』は睡眠の質を良くし、自然な睡眠リズムを回復させてくれます。 サラリーマン男性20代後半の方、毎日帰宅が夜の11時ころで、食べてお風呂に入って寝るのが12時から1時ころになってしまい、寝付けない日もあるし、寝付ける日でも熟睡感がないと言われました。『救心感應丸気』を寝る前に一包おすすめしたところ、寝坊しそうになるくらいぐっすり眠れたとのこと。麝香の働きは「悪夢を取り去る」と古典に書かれています。正に深い睡眠をもたらしてくれるという意味ですね。 ◎睡眠障害は万病のもと 睡眠障害といえば寝つきが悪いと思いがちですが、熟睡していないのもたいへん問題です。睡眠の質が悪いせいで昼間にボーっとしたり、だるかったり、いらいらしたりといった精神症状だけでなく、胃腸症状やお肌の調子といった皮膚症状など身体症状まで悪化しかねません。 また、深い眠りがない方は、朝起きた時に首が痛かったり肩がこっていたりすることがあります。 昼間のいろいろな症状も実は睡眠の質の悪さが一因になっていることが あります。まずは睡眠を見直してみるのがとても大切です。
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2017.04.20
ファーマシーそま通信 2017春号 私たちのオススメ ~アレルギーの薬を卒業できました!~ 渋谷葉子 小さな頃からアトピー性皮膚炎なので、抗アレルギー薬を(量の差はあっても)ずっと服用していました。 腸内環境を整えて免疫力を上げる効果のある乳酸菌『チサアレジ』を3年間続けたところ、昨秋から抗アレルギー薬を飲まなくてもアトピーがひどくならなくなりました。(皮膚科の先生の了解を得て薬を減らしました。) 皆さんも乳酸菌が腸に良いということはご存知かと思いますが、ポイントは 1包に乳酸菌が2兆個も入っているところです。ヨーグルトに換算すると200リットル相当です。 現在『チサアレジ』の販売は終了しましたが、ビオチンがプラスされた『チサフェルナ』として販売中です。 正しい知識をきちんと理解し、毎日コツコツと自分の身体のために続けてきて本当に良かったと心から感じています。 〜腸内環境を整えよう!!~ 雲川 留美 腸は食道・胃に続く消化管の一つです。小腸と大腸に分けられ、小腸は食べ物の消化・吸収、大腸は食べ物の残りかすから水分を吸収して、便を形成する役割を担っています。それだけでなく、腸は多くの免疫細胞が集まる重要な免疫器官であることがわかっています。 また、腸には多くの神経細胞が集中していて、自律神経を通じて脳と密接に情報のやりとりを行っていることから、“第2の脳”とも言われています。 乳酸菌を摂取することで腸内環境を整え、免疫力がアップし、老化防止(アンチエイジング)、健康維持に繋がります。当店では、乳酸菌類の、『フェカリン』、『チサフェルナ』、『チサホワイト』、『コンチーム』、『フェカルミンスリー』等があります。ご相談ください。 〜腸のアンチエイジング~ 丸茂 佳補子 花粉が飛び交う季節となりました。季節の変わり目は体調の変化、環境の変化でお困りではありませんか。 そこでやはり免疫力が重要になってきます。 身体には生まれながら病気を防いだり、治したりする力が備わっています。これが免疫です。残念ながら免疫は加齢と共に衰えていきますし、また病気、ストレス等でもバランスを崩すこともあります。 人が病気になる最大の原因は免疫力の低下や免疫異常であると考えられます。病気にならないように免疫力を高めるには、皆様もよくご存知の、「腸内環境を整える、腸内細菌のバランス」が重要になります。 そこでそま通信でもよく登場するFK-23菌の『フェカリン』をオススメします。善玉菌を増やし、免疫力を高め、食品なので安心してお飲みいただけます。 暖かくなるこの季節から、基本の食生活を見直し、 乳酸菌をプラスして[老化を防ぎ若さを保つ]腸のアンチエイジングを心がけてみませんか。 ~「ため息」~ 谷川 美佐 私は昔から「ため息をつくと幸せが逃げる」と教えられていたので、なるべくため息をつかないようにと思っていました。 しかし、先日、ため息は体に溜まったモヤモヤした気を吐き出すので、ため息をつくことでモヤモヤを体に溜めないという話を聞きました。 そんな考え方もできるんだとおもしろく思いました。調べてみると、ため息は医学的にみても体にいいようです。 人間はストレス状態や緊張状態が続くと無意識のうちに呼吸が浅くなるそうです。ため息をつく前には通常の2倍ほども大きく息を吸わないといけないので、自然と浅くなっていた呼吸が改善され脳に新鮮な酸素が届くことになります。これにより、体をリラックスさせる副交感神経がしっかりと働きネガティブな感情を低下させ、前向きに気持ちを切り替える手助けになります。 疲れやすい、気持ちが落ち込むなどの時は、血流をよくし自律神経のバランスを整えるために、意識的にため息や深呼吸をすることも効果的だそうです。(その場合、吐く時間を吸う時間の2倍が目安) 調べてみればため息も奥が深いなぁと思いました。 ~春こそ温活~ 西森 郁子 季節の変わり目は気温の変化や衣替えなどにより、身体が冷える時期だそうです。ですから、今から身体を温める『温活』を少しずつ始めてみませんか?風邪の予防や疲れ、肩凝り、花粉症などのアレルギーの改善にもなるそうです。 その方法は・・・ 甘い物や冷たい物の摂取を控える。 ラジオ体操やウォーキングなどの適度な運動。 入浴は首の後ろまでよく温める。(入るまえに脱水予防のため、コップ1~2杯のお水を飲むと良いそうです。) などなど・・・ 少しずつ心がけてみませんか。 ~うつにも『レバコール』~ 兒玉 眞理子 小学生の男の子。なんだか様子がおかしい。部屋のカーテンを閉めて真っ暗にしている。外に出ないし食欲もあまりない。うつ……? 思春期に差し掛かる体の変化もあるようです。 もともと好き嫌いが多く、偏食気味だったうえに、食べないので、必要な栄養素がとれていないのではないかと考えました。 そこで、必須アミノ酸をはじめビタミンやミネラルも豊富な『レバコール』をおすすめしたところ、なんと二日目ですーっと明るくなったということでした。 飲んだ量もごく普通の10mlずつ。 どんな病気もまず基本的な生活から、特に栄養素を考えるのが大事だなあと改めて思う出来事でした。 『レバコール』は、カツオの肝臓を分解して作ったアミノ酸パンリバーを主体に様々な栄養素を加え、疲れ、貧血、アレルギーなどいろいろな局面に使える製品です。 栄養たりないかな?と思うとき、是非試してみてください。
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2017.02.05
ファーマシーそま通信 2017年冬号 私たちのオススメ ~冷えは万病のもと~ 下岡久子 “冷えは万病のもと”と昔から言われています。身体の冷えは様々な不調の原因となります。 私たちの身体の体温が1℃下がると代謝率が12〜20%、免疫力が30%下がると言われています。 元気に日々を過ごすために“冷えとり作戦”を頑張りましょう。 作戦 1. 動脈は心臓から全身に血液を運ぶ血管です。 特に首、手首、足首には太い血管が皮膚の近くを通っているので、露出して冷やさないようにしましょう。 2. お風呂は熱すぎないような温度でゆっくり入りましょう。 熱すぎるとかえって血管が広がりません。 3. 身体の熱の多くは筋肉で作られています。 人間の筋肉の7 割は下半身にあるそうです。スクワット運動などの筋肉トレーニングで下半身を鍛えると効果的です。 4. 食事はバランスよく摂るようにしましょう。 糖分などを燃やして熱に換えるにはミネラルなど様々な栄養素が不足なくそろっていなければなりません。また、身体を作る材料も食物ですね。特にたんぱく質は筋肉を作るのに必要なのでしっかり摂りましょう。そして食物はよく噛んで食べましょう。 身体の代謝、血流の良さは体質的な個人差もあります。なかなか改善しない方は漢方薬や健康食品などを利用して早く冷えをとりましょう。 冷えに良い物はたくさんあります。また筋肉をつきやすくするお手伝いもできますので、ぜひ、ご相談ください。 〜血虚の冷えに『婦宝当帰膠』、私も温まっています~ 出口唯 女性は、貧血、冷え症、生理痛、生理不順、肩こり、のぼせ、めまい、更年期障害などがおこりがちです。 そんなとき、血虚(十分血が足りていない)の可能性もあります。 以下のような症状はありませんか? □冷え症、手足やお腹が冷える □顔色が悪い □乾燥肌で小シワが気になる □眠りが浅い □髪にツヤがなく、枝毛、抜け毛になりやすい □貧血になりやすく、めまいがおこりやすい □生理の量が少なくなり、生理の周期が長くなりやすい □便意はあるが、出にくい □ツメが薄くて折れやすい □疲れやすい、立ちくらみ □血圧が低い □気分が落ち込みやすい 一つでも当てはまる場合、血虚の可能性があります。 こんな時は血を補う『婦宝当帰膠』がお勧めです。 『婦宝当帰膠』の主成分である当帰は、血に栄養を与え、血の循環を促す生薬として使われており、まさに女性の宝とも言われる生薬です。 最近では、モデルや芸能人が美しさと健康をサポートするために飲んでいることが雑誌で紹介されています。 私も飲んでいますが、冷え症が改善しつつあります。甘くて飲みやすいので気になる方はぜひ一度試してみてください。 ~荒れる唇に『桃肌爽』〜 下津美穂 唇、荒れていませんか? 普通に売っているリップを使うと逆に唇が荒れてしまう方に朗報です。 シェルクルールの『桃肌爽』をオススメします。 先が平らになったチューブ型で小さな穴から少量ずつ出てきて塗りやすくなっています。馬油なので浸透性が高く、ベタベタせず、体温で溶けてとオイル状になり少量で潤います。 色は付かずツヤツヤします、当帰、紫根、カミツレが配合されており抗炎症作用がありますので、花粉症で荒れた鼻の下や、目の周り、赤ちゃんのおむつかぶれ、頬の高い所や口の周りなどの乾燥しやすい部分にも安心してお使いいただけます。 防腐剤、アルコール、界面活性剤は使用していません。 チューブ式になっていますので、ポケットに入れて普段使いに、ポーチに入れて持ち歩きにいかがですか? 猫と『霊鹿参』 2題 ~腎臓病と霊鹿参~ 兒玉眞理子 我が家の猫ヒロちゃんが腎機能低下と診断されました。ヒロちゃんは鼻の奥が腫れて狭くなる病気のことでそま通信に登場したことがあります。 水をよく飲むようになっていたので、気になっていたのですが、予防注射の時に体重が300gも減っていたことから血液検査をして発覚しました。猫にはありがちな病気で、15歳といえば人間で76歳なので加齢による自然現象ともいえます。でも、飼っていた猫のなかでは初めてのことなので、ちょっとショックでした。 腎臓病といえば“タンパク質制限食”となりますが、タンパク質ばかり食べている肉食動物の猫にどうやって制限する???一応、腎臓病の猫のためのキャットフードはあるので色々買ってみましたが美味しくないらしく、フンと顔をそむけて食べてくれません。体重が減るのはもっと悪いことなので、もう、魚でも何でも食べてくれるものを食べさせることにしました。 病院の治療といえば、人間に使うのと同じで“腎臓の負担を軽くする血圧の薬”が処方されました。3ヶ月後に血液検査をしましたが、数値はさらに悪くなっていました。あまり違いはないけれど、もう1種類の別の薬に換えることになりました。こうなったら、なんとかしてやりたいと思い、霊鹿参半カプセルをビナラクト(ラクトフェリン)、フェカリンに混ぜて団子を作り食べさせました。食事の栄養バランスも考えて、ワタナベオイスターを1日1粒砕いて混ぜました。 3ヶ月後の血液検査では、みごと数値はやや良くなっていました。団子の味は悪くないらしく、口にいれるとムニャムニャと食べてくれます。今のところ、体重もかわらず、落ち着いている様子です。腎の力をつけ、生命力を与える霊鹿参は必須だと思いました。これからもしっかり特製団子をあげて、少しでも長く一緒にいたいと思っています。 ~骨折と霊鹿参~ 兒玉眞理子 我が家の別の猫トロンちゃんの話です。足にまとわりつかれた時に、私がころびそうになり足を出した瞬間、トロンちゃんの足を踏んでしまいました。そのあと、押し入れにかくれて出て来なくなったので、「ひょっとして」と獣医さんに連れてくと、やっぱり、骨折していました。 トロンちゃんは12歳(人間でいうと64歳)。「高齢の猫はくっつかないかもしれないので手術もあります。」と言われましたが、まさかと思い、ギブスを巻きました。1週間後にレントゲン写真を撮ったところ、全く骨ができていないので、「いつ手術するか決めてください」と言われてしまいました。 手術はそれなりに危険も身体の負担もあるのでイヤだと思い、霊鹿参1日1カプセル弱を何とか口に入れてあげてみることにしました。 10日後ギブスが抜けてしまったので病院に行き、ついでにレントゲン写真を撮ると、なんと骨がムクムクと出来始めていました。これならなんとかなるでしょうということで、ギブスで頑張ることになりました。さらに約2週間後、レントゲン写真で隙間全体に骨が出来て来ていることがわかりました。 ところで、猫がギブスをつけるとどうなるか? しゃがめないのでトイレは不便そうですが、まったく平気ではしご段も上るし、塀にぴょんと飛び乗ったりもできます。人間も本当はこうして骨に刺激を与えたほうがいいんじゃないかと思ってしまいました。 さて、さらに2週間後には、骨の一番開いていたところが埋まっていないだけでした。ところが、そのちょっとまえからトロンちゃんが霊鹿参を口に入れると嫌がるようになったのでやめていたのです。するとさらに2週間後、もうすっかり骨が繋がっているかと思ったら、まだ最後のところが完成していませんでした。やっぱり霊鹿参をやめるとスピードダウンしたように思いました。 今はギブスも取れ、元気に走っています。霊鹿参をやってよかったなあと思います。
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2016.12.06
せんちゅうパルのクリスマスフェアー開催中 せんちゅうパルの各店でお買い上げのレシート合算3000円ごとに1回ガラポン抽選ができます! 期間:12月3日(土)〜25日(日) 1等 1万円の金券 〜 5等 50円の金券 空くじなし!! 年末のお買い物は是非、せんちゅうパルで!!
続きを読むファーマシーそま年末特別抽選会とポイントの景品交換
2016.12.06
ファーマシーそま年末特別企画 抽選会 会員の皆様にお送りしている抽選券をお持ちください。 店頭に当選番号が掲示しています。 特等 イチョウ葉エキス 1等 ファーマシーそま厳選救急バッグ 2等 アマノフーズの味噌汁セット 残念賞 アマノフーズの味噌汁とオススメのど飴 スタンプブックのポイントの景品交換も同時開催中 お餅やお米、ポン酢、カレー、オリーブオイルなどなど ちょっとこだわりの品々です!!
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2016.12.05
ファーマシーそま通信 2016年末号 私たちのオススメ ~寝たきりにならない!! ~ 丸茂佳補子 最近[長生きする薬]より[寝たきりにならない薬]を求める人が多く、理由としては迷惑をかけたくない、人生がつまらなくなると言う理由だそうです。 メタボ、サルコペニア、フレイル、ロコモ、この様な活字、言葉を耳にしませんか? ロコモ(ロコモティブシンドローム)とは筋力の低下、骨や関節の病気、バランス能力の低下などにより、「立つ」「歩く」といった機能が低下し要介護のリスクが高くなる状態のことです。 ①筋力の低下…活動量の減少 ②骨、関節の負担…膝、股関節の炎症、変形 ③バランス能力の低下…視覚低下、三半規管低下(めまい、ふらつき) この様な症状でつまずきや転倒が増え→骨折→入院(筋力低下)→寝たきり、要介護となるケースです。 そこで骨密度(骨の硬さ)、骨質(しなやかさ)が一つの重要なポイントになります。 骨といえば多くの方がカルシウム摂取を心がけておられると思いますが、単にカルシウムを摂るだけでは骨粗鬆症の予防はできません。スナック菓子、悪い油、食品添加物、過剰な糖摂取などの栄養過多はせっかく摂ったカルシウムを便や尿に出してしまったり、かえって栄養不足(繊維質、ミネラル、ビタミン、酵素)を起こしてしまいます。 今後のグッドエイジング対策として、身体を動かし、カルシウム摂取+バランスの良い食養生を心がけ、その効果を効率よく得る為には消化力、吸収力、血流、自律神経にも気をつけることが大切です。 12月15日骨密度測定を行います! (ファーマシーそま店内) 是非チャレンジしてみて下さい。 〜『ネオオキソピタンNEXT』と『板藍茶』で疲れと 風邪予防~ 西森郁子 先日、朝身体が怠く重く感じて、なかなか起き上がれない日がありました。 そこで、肉体疲労によく効くと聞いていた『ネオオキソピタンNEXT』を朝・夕食後に飲んでみました。すると、4日目の朝には気持ち良く目覚め、身体が軽くなった感じでした。 それからは、疲れたなと思った時に直ぐに飲めるように、『ネオオキソピタンNEXT』は、我が家の常備薬のひとつに加わりました。 また、疲れた時には免疫力も落ちるとの事ですので、風邪の予防に就寝前にお湯に溶かして、『板藍茶』を飲み始めました。うがいをして、ごっくん。慣れるまで少し時間がかかりますが、のどからも吸収されて、更に風邪の予防になるそうです。お湯に溶かすので、身体も暖まり、寝付きやすい様に思います。 よく風邪を引いていましたが、 今年の冬は、『ネオオキソピタンNEXT』と『板藍茶』で元気に過ごしたいと思っています。 ~『腸内フローラ』を整える!〜 谷川美佐 最近よく耳にする「腸内フローラ」。 小腸から大腸にかけて様々な細菌が種類ごとにグループを形成してびっしりと腸の壁面に生息しているのがまるで「お花畑=フローラ」のようなことから、腸管における腸内細菌の様相を「腸内フローラ」と呼ぶそうです。 腸では多種多様な細菌が場所取り合戦をしていますが、善玉菌:悪玉菌:日和見菌=2:1:7が理想的だそうです。(日和見菌とは、環境により善玉菌にも悪玉菌にもなるその他大勢の菌) 悪玉菌は全くいない方が良さそうですが、実験的に全部やっつけると、別の病気になるので、悪玉菌も何かの役割を果たしているようです。 さて、腸内フローラが理想的に整えられていれば、口から摂った食べ物などの栄養素をしっかりと吸収できます。また、腸内細菌は免疫力にも大きく影響を与えるため、風邪などの予防にもなります。 しかし、悪玉菌に比べ善玉菌が減少すると、体調が崩れやすかったり、なんとなくスッキリしない状態になります。また、悪玉菌が作るインドール、スカトールなどの臭いの強いガスは、発ガン物質であり、腸内に溜めておくと血液へ吸収され全身をめぐることになります。 整腸剤は、おなかの調子が悪い時やお通じのことだけでなく、身体を内側から元気にしてくれるものです。 当店にある、『フェカルミンスリー』は、納豆菌、乳酸菌、酪酸菌の3種の腸内細菌がはいった手軽に使える整腸剤です。便秘や下痢の方はもちろん、お腹のガスが気になる方、免疫力が気になる方も一度、試してみてください。 ~ファーマシーそま健康講座 『やっぱり腸から健康になろう!』~ (11月19日(土)開催 講師 ニチニチ製薬 嶋田貴志氏)より 兒玉眞理子 乳酸菌が体に良いというのは4000年前からわかっていました。と言っても、ヨーグルトや味噌などの発酵食品が体に良さそうだという話で、乳酸菌などの菌がよいとわかったのはほんの100年ほど前のことです。 乳酸菌にも山ほど種類があり、LG-21やR-1といったヨーグルトの乳酸菌の名前をお聞きになったことがあるでしょう。当店でお薦めしている乳酸菌製剤『フェカリン』にはFK-23という乳酸菌が使われています。FK-23の特徴は整腸作用というより、免疫力を上げる能力が高いということにあります。(TNF産生誘導性が他の乳酸菌より明らかに大きい。)さらに、菌の加熱処理によって生菌の3.09倍の能力を持たせています。 FK-23の確認された働きの一部を紹介すると、 1)インフルエンザから肺炎になったとしても軽くすみます。 2)生体の抗酸化能を賦活します。つまり、余分な活性酸素を取り除く力をあげるこ と。 人間が長生きなのは、他の動物に比べてその能力が高いからで、とても重要な能力です。 3)C型肝炎で上昇した肝臓の数値を下げます。 4)イヌのアトピー性皮膚炎に有効。ツルツルになっていたお腹にきれいに毛がはえました。 5)初期のガンを抑える働きがあります。手術前に消えてしまった例があります。 FK-23を酵素処理したLFKを使った姉妹品『チサ』は働きが少し異なります。 1)ガンの転移を抑えます。 2)ニキビに効果があります。特に初期のニキビ(白ニキビ・黒ニキビ)に。 3)シミが出来るの抑えます。メラニン色素をつくる細胞メラノサイトにLFKをかけるとチロシンがメラニン色素になるのを抑制しました。また、LFKを食べさせていた動物は紫外線を浴びても皮膚が黒くなりませんでした。また、ヒトで、老人性色素班が薄くなりました。 FK-23は「神経系」「免疫系」「内分泌系」という健康体のための根本に働く乳酸菌です。FK-23の『フェカリン』は身体の基礎を作るお手伝いをします。 ~スーパーフード 『ゴジベリー』~ 三浦すみ枝 スーパーフードは特定の食品を定義したものでなく、一般的な食品よりもビタミン、ミネラル、アミノ酸などの必須栄養素や健康有効成分などをバランスよく含んでいたり、突出して含有されている食品全体を指しているようです。 最近話題になっている食品では、チアシード、アサイー、マキベリー、ゴジベリー等があり、聞いたことはあるかと思います。この中で、ゴジベリーと呼ばれているのは、クコの実のことです。 クコの実は中国では3000年以上も昔から漢方薬、民間薬として珍重されてきた薬用果実です。 強い抗酸化力を持つ成分があり、コラーゲン生成促進と減少防止、老化予防、美肌効果があります。 ビタミンPと呼ばれる物質が血流を促し冷えに、ビタミンB1.B2,ベタインが代謝を向上してくれます。βーシトステロールという成分はホルモンバランス不調に効果があります。 カロテノイド、ゼアキサンチンの働きで、視力低下予防、目の網膜の保護があります。楊貴妃や徳川家康も愛用していたのも頷けます。 スーパーフード、クコの実を毎日摂ることで、元気に過ごしたいものです。当店の『クコの原液』。トマトジュースをもう少しフルーティーにしたような味のジュースで、とても美味しいです。毎日の朝食にいかがでしょうか? ~瞑想パワー ~ 渋谷葉子 今、世界中から《瞑想》が注目されています。アメリカでは「マインドフルネス」と呼ばれています。 瞑想は呼吸法であり、脳が持つ本来の力を最大限に引き出すことができます。ボケを防ぎ、不安やストレスに負けない効果が期待できます。 人間は起きている間、脳の前頭前野が最も多く活動し ひっきりなしに脳の海馬へ指令を出しており、海馬が疲労します。 瞑想では自分の呼吸に意識を集中しますので、このとき海馬が休んでいられます。 ①背筋を伸ばして座る ②目は閉じるか半眼 ③鼻呼吸で自分の呼吸だけに注意を向ける 私はまず3分間から始めました。じっとしていても色々な考えが浮かんできますが、瞑想を終えたあとは頭の中がスッキリしました! 忙しいこの季節、脳を休めてみてださいね。
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